ハンファは23日、キム・ソングン監督(74)の辞任を発表した。
キム・ソングン監督は21日のサムソン戦終了後に球団側に辞意を伝えていた。シーズン途中ということもあり球団で検討した結果、23日のキア戦終了後、正式に辞意を受け入れた。23日のキア戦からイ・サングン投手コーチが監督代行として指揮を執っている。今後ハンファは監督不在という事態を収拾するため最善を尽くすと表明した。ハンファは23日時点で5連敗中の9位に停滞している。
日本出身のキム・ソングン監督は1982年のプロ野球創設以前より実業団野球の指導者として活躍し、1984年のＯＢ（トゥサンの前身）から監督生活をはじめ、太平洋（解散した現代の前身）、サムソン、サンバンウル（1999年解散）、ＬＧ、ＳＫの監督を歴任してきた。特にＳＫでは2007〜2008年、2010年と3度の韓国シリーズ優勝に導いた。2011年シーズン途中にＳＫの監督を辞任し、2012年から2014年まで独立球団・高陽ワンダースの監督を務めた。同球団解散後の2015年よりハンファの監督に就任し、同年は6位、2016年は7位だった。2017年5月21日までプロ野球歴代2位の監督通算1390勝を記録していた。
（文責：ふるりん）
