DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  示範競技開幕  

 3月14日、2017年示範競技が開幕した。26日まで各チーム12試合ずつが行われる。


トゥサン 4−7 キア  (光州)
(勝)パット・ディーン 1勝  (セーブ)ハン・スンテク 1S  (敗)ニッパート 1敗
本塁打) トゥサン : チェ・ジュファン 1号  キア : チェ・ヒョンウ 1号、ナ・ジワン 1号、キム・ジュヒョン 1号 
 トゥサンは2回表にキアの先発の新外国人パット・ディーンから7番チェ・ジュファンの2ランで先制した。キアは2回裏にトゥサンの先発ニッパートから4番チェ・ヒョンウの本塁打、8番イ・ホング、9番キム・ソンビン、2番ソ・ドンウクのタイムリーで5-2と逆転した。キアの2番手イム・ギヨンは4回表から5回表まで、3番手パク・チフンは6回表を無失点に抑えた。トゥサンの2番手コ・ボンジェも4回裏から5回裏まで無失点に抑えた。
 キアは6回裏にトゥサンの3番手イ・ヒョンホから5番ナ・ジワン、7番キム・ジュヒョンの本塁打で2点を追加し、4番手シム・ドンソプは7回表を無失点に抑えた。トゥサンの4番手キム・ガンニュル7回裏を無失点に抑え、8回表にキアの5番手ソン・ドンウクからクク・ヘソンのタイムリーで2点を返したが、この回途中から登板した6番の大卒新人パク・チンテが追撃を防いだ。トゥサンの5番手チョ・スンスは8回裏を無失点に抑えたが、7番手ハン・スンヒョクが9回表を無失点に抑えキアが示範競技初勝利をあげた。


ネクセン 2−2 NC  (馬山)
本塁打) NC : チョ・ピョンホ 1号
 ネクセンは1回表にNCの先発ク・チャンモから3番キム・ミンソンのタイムリーで1点を先制し、先発バンヘッケン(元埼玉西武)は4回裏まで無失点に抑えた。ク・チャンモは4回まで1失点に抑え、NCは5回裏にネクセンの2番手キム・ユンファンから6番チョ・ピョンホの2ランで逆転した。ネクセンは6回表にNCの2番手イ・ヒョンボムからチャンスを作ると、代わった3番手イム・ジョンホから5番コ・ジョンウクのタイムリーで2-2の同点に追いついた。
 NCの3番手カン・ジャンサンは7回表、4番手イ・ジュンピョンは8回表、5番手キム・ジンソンは9回表をそれぞれ無失点に抑えた。ネクセンの3番手キム・ソンテクは7回裏、4番手キム・ホンビンは8回裏、5番手キム・セヒョンは9回裏をそれぞれ無失点に抑え、試合は9回を終えても同点だったが規定により引き分けとなった。
 

LG 9−9 ハンファ  (大田)
本塁打) LG : パク・ヨンテク 1号、イ・ヒョンジョン 1号  ハンファ : キム・ウォンソク 1号
 LGは1回表にハンファの先発の新外国人ビヤヌエバから3番パク・ヨンテクの犠牲フライで1点を先制した。ハンファは1回裏にLGの先発ハフから1番キム・ウォンソクの先頭打者本塁打で1-1の同点に追いついた。LGは4回表にハンファの2番手チョン・ジェウォン、3番手パク・チョンジンから7番チョン・ソンフンへの押し出しの死球、代打イ・ヒョンジョンのタイムリーで5点を勝ち越し、2番手イム・チャンギュは5回裏を無失点に抑えた。LGは6回表にハンファの4番手ソン・ウンボムから9番ソン・ジュインのタイムリー、イ・ヒョンジョンの本塁打で2点を追加した。
 ハンファは6回裏にLGの3番手の高卒新人コ・ウソクから相手の暴投と5番イ・ソンヨルの内野ゴロの間に2点、7回裏にLGの4番手ユン・ジウン、5番手チョン・チャンホンから相手のエラー、2番カン・ギョンハク、途中出場の3番チェ・ユンソク、4番ロサリオのタイムリーで4点を返した。ハンファの5番手チョン・ウラムは8回表を無失点に抑えたが、LGは9回表に6番手イ・ドンゴルから途中出場の4番チェ・ジェウォンのタイムリーで1点を追加した。ハンファは9回裏にLGの6番手キム・ジヨンから7番シン・ソンヒョン(元広島)の2点タイムリーで9-9の同点に追いつき、試合は9回終了でも決着がつかなったが規定により引き分けに終わった。ハンファ打線ではカン・ギョンハク、ロサリオが3安打1打点と活躍。LG打線ではイ・ヒョンジョンが1本塁打4打点と活躍。


SK 3−2 ロッテ  (釜山・社稷
(勝)チェ・ビョンニョン 1勝  (セーブ)ソ・ジニョン 1S  (敗)ペ・ジェソン 1敗
 SKは1回表にロッテの先発ラリーから2番ナ・ジュファンのタイムリーで1点を先制し、3回表に4番チョン・ウィユンのタイムリーで1点を追加した。ロッテは3回裏にSKの先発の新外国人ダイヤモンドから4番チェ・ジュンソクへの押し出しの四球で1点を返した。ロッテの2番手パク・シヨンは4回表から5回表、3番手チャ・ジェヨンは6回表を無失点に抑えた。SKの2番手イム・ジュンヒョクも5回裏から6回裏まで無失点に抑えた。
 ロッテの4番手ユン・ギルヒョンは7回表、SKの3番手シン・ジェウンは7回裏を無失点に抑えた。ロッテの5番手イ・ジョンミンは8回表を無失点に抑え、SKの4番手チェ・ビョンニョンから途中出場の5番キム・ドンハンのタイムリーで2-2の同点に追いついた。SKは9回表にロッテの6番手ペ・ジェソンから9番パク・スンウクのタイムリーで1点を勝ち越し、5番手ソ・ジニョンが9回裏を無失点に抑え3-2で示範競技初勝利をあげた。 


KT 9−1 サムソン  (大邱
(勝)ローチ 1勝  (敗)チェ・チュンヨン 1敗
 KTは1回表にサムソンの先発チェ・チュンヨンから3番ユ・ハンジュン、4番の新外国人モネルのタイムリー、5番イ・ジニョンの犠牲フライで3点、2回表に2番ハ・ジュンホの犠牲フライで1点、3回表に7番チョン・ヒョンの犠牲フライで1点、5回表にサムソンの2番手チョン・イヌクから6番イ・ヘチャンの内野ゴロの間に1点を追加した。サムソンは5回裏にKTの先発の新外国人ローチから1番パク・ヘミンの犠牲フライで1点を返した。
 KTの2番手チェ・ウォンジェは6回裏を無失点に抑え、7回表にサムソンの3番手キム・ヒョヌからチョン・ヒョンの犠牲フライ、途中出場の8番キム・サヨンのタイムリーで2点を追加した。KTの3番手イ・チャンジェは7回裏、4番手リュ・ヒィウンは8回裏を無失点に抑え、9回表にサムソンの4番手イ・スミンから途中出場の6番ホン・ヒョンビンのタイムリーで1点を追加した。5番手チョ・ムグンは9回裏を無失点に抑え、KTが示範競技初勝利をあげた。

(文責 : ふるりん