KTは24日、外国人選手のライアン・フィアベンド投手(31)と年俸総額68万ドルで2017年シーズンの再契約を結んだ。
アメリカ合衆国出身の左腕フィアベンドは、2015年にネクセンと契約し11勝を記録した。2016年も当初はネクセンと契約していたが、日本プロ野球・埼玉西武から復帰することになったアンディ・バンヘッケン投手との契約のため、外国人選手枠を空ける必要があり7月にウェーバー公示され退団となった。そして成績不振で退団となった外国人投手ヨハン・ピノの代役としてKTと契約した。2016年はネクセン、KTの2チームで合計31試合に登板、7勝13敗、防御率4.45の成績だった。KTは他の外国人選手を探すより、韓国に慣れているフィアベンドのほうが計算が立つと判断したと思われる。
KTは2017年シーズンより、2015年から2016年まで新球団の特例として認められていた他チームより1名多かった外国人選手枠が減らされ3名までとなり、先日契約したドン・ローチ投手、ジョニー・モネル内野手の新外国人2名、フィアベンドでその枠が確定となった。
(1月24日現在の為替レート:1億ウォンが971万2400円。10万ドルが1129万5000円。)
(文責:ふるりん)