DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  24名のFA資格選手公示

 KBO(韓国野球委員会)は18日、2016年FA(フリーエージェント)資格選手24名を公示した。


【2015年 FA資格選手】

トゥサン : ◎ オ・ジェウォン内野手)、◎ コ・ヨンミン内野手)、◎ キム・ヒョンス(外野手)
サムソン :  ◎ パク・ソンミン(内野手)、〇 イ・スンヨプ内野手
ネクセン : ◎ マ・ジョンギル(投手)、◎ ソン・スンナク(投手)、◎ ユ・ハンジュン(外野手)、〇 イ・テックン(外野手)
SK : ◎ ユン・ギルヒョン(投手)、◎ チョン・ウラム(投手)、◎ チェ・ビョンニョン(投手)、◎ チョン・サンホ(捕手)、◎ パク・チェサン(外野手)、◎ パク・チョングォン(外野手)、△ パク・チンマン(内野手
ハンファ : ○ チョ・インソン(捕手)、○ キム・テギュン内野手
キア : ○ イ・ボムホ(内野手
ロッテ : ◎ ソン・スンジュン(投手)、◎ シム・スチャン(投手)
LG : ◎ イ・ドンヒョン(投手)
KT : ◎ キム・サンヒョン(外野手)、○ チャン・ソンホ(内野手


注 : ◎…新規取得、○…再取得、△…資格維持


 公示された24名のうち、新規取得となったのは17名と半数を超え、再取得者は6名、資格を維持しながらFAを行使していない者が1名となっている。かつてFA取得できる年数はプロ入り後最短9年となっていたが、2012年より大学で4年間選手登録されていた選手は8年に短縮された。
 FA資格取得選手は、11月20日にまでKBOにFA選手承認申請をし、翌21日にFA承認選手として公示される。そして11月22日から28日までの7日間、前所属球団と優先的に交渉できる。この間に契約がまとまらなかった場合、11月29日から12月5日までの7日間、前所属球団を除く全球団と交渉できる。それでも契約がまとまらなかった場合、12月6日から2016年1月15日まで前所属球団を含む全球団と交渉できる。そして2016年1月15日まで契約がまとまらなかった場合、その選手は2016年シーズン韓国のどの球団にも所属できない。


 例年FA選手は韓国シリーズ終了後からそう日時を空けずに公示されるが、2015年シーズンはプロ選手が出場する韓国代表がWBSCプレミア12に参加しているため、例年より遅い時期になることが事前に決められていた。プレミア12にも出場し海外進出も噂されているキム・ヒョンス(トゥサン)などの選手の去就に注目が集まる。