韓国 10−1 ドミニカ共和国 (台湾・桃園国際)
(勝)チャン・ウォンジュン (敗)フェルミン
(本塁打) 韓国 : イ・デホ
WBSCプレミア12に出場し、8日の日本戦に敗れた韓国代表チームは11日、台湾・桃園国際野球場で同じく大会初勝利を目指すドミニカ共和国代表と対戦した。
試合は韓国の先発チャン・ウォンジュン(トゥサン)、ドミニカ共和国の先発ルイス・ペレスの投手戦となった。韓国は1回表、2番ミン・ビョンホン(トゥサン)が足に死球を受けてイ・ヨンギュ(ハンファ)に交代した。4回までともに無安打で、韓国は5回表6番ソン・アソプ(ロッテ)がチーム初ヒットで出塁したが得点できなかった。すると5回裏、7番ウィルキン・ラミレスの打球をセンターのイ・ヨンギュ(ハンファ)がそらし、2塁にまで進められてしまった。そして8番ペドロ・フェリースのタイムリーでドミニカ共和国が1点を先制した。
韓国は7回表、ドミニカ共和国の2番手フランシスコ・ロンドンから先頭のイ・ヨンギュが四球で出塁し、代わった3番手ミゲル・フェルミンから4番イ・デホ(福岡ソフトバンク)の2ランで逆転した。チャン・ウォンジュンは7回まで無失点に抑え、韓国は8回表、8番カン・ミンホ(ロッテ)、9番キム・ジェホ(トゥサン)の連打でチャンスをつくり、代わったドミニカ共和国の4番手フリオ・デポーラ(元ハンファ)から1番チョン・グヌ(ハンファ)、3番キム・ヒョンス(トゥサン)、イ・デホのタイムリーで5点を追加した。韓国は8回表から2番手チョン・デヒョン(ロッテ)が登板し、打線は9回表、ドミニカ共和国の5番手フアン・モリーヨ(元東北楽天)からチョン・グヌ、イ・ヨンギュのタイムリーで10-1とリードを広げた。
最後は3番手イ・ヒョンスン(トゥサン)が抑え、韓国が逆転勝ちで大勝しWBSCプレミア12初勝利をあげた。チャン・ウォンジュンは7回1失点と好投し、打線では逆転2ランを打ったイ・デホが3打点、チョン・グヌ、キム・ヒョンスも3打点と活躍した。韓国代表は12日13時(韓国時間)よりグループB3戦目でベネズエラ代表と桃園国際野球場で対戦する。
(文責:ふるりん)