ロッテ 4−2 NC (馬山)
(勝)ラリー 11勝9敗 (セーブ)カン・ヨンシク 1勝1敗2S (敗)イ・テヤン 9勝5敗
(本塁打) ロッテ : カン・ミンホ 35号
ロッテは2回表、NCの先発イ・テヤンから6番カン・ミンホの本塁打で1点を先制した。NCは3回裏、ロッテの先発ラリーから相手の暴投、3番イ・ジョンウクの犠牲フライで2-1と逆転した。ロッテは5回表5番チェ・ジュンソクの2点タイムリーで3-2と逆転し、ラリーも4回以降無失点に抑えた。NCは6回表途中からイム・ジョンホ、キム・ジンソンと継投策をとった。
ロッテは9回表、NCの4番手イ・ミンホから2番キム・ムンホのタイムリーで1点を追加し、チョン・デヒョン、カン・ヨンシクの継投で相手の反撃を断って6連敗から脱出した。そして試合のなかったハンファと勝率で並び、8位から同率6位に浮上した。8回を2失点に抑えたラリーが11勝目。2位NCは先発イ・テヤンが6回途中3失点と自身の役割を果たしたが、打線の援護がなく試合のなかった首位サムソンとのゲーム差が4に開いた。
KT 3−4 ネクセン (ソウル・木洞)
(勝)ソン・スンナク 4勝6敗22S (敗)チョ・ムグン 8勝4敗3S
(本塁打) ネクセン : パク・ピョンホ 52号
ネクセンは3回裏、KTの先発ジャマーノ(元福岡ソフトバンク)から1番コ・ジョンウクの内野ゴロの間に1点を先制し、4回裏4番パク・ピョンホの本塁打で1点を追加した。KTは5回表、ネクセンの先発ヤン・フンから9番キム・ソンミンのタイムリーで1点を返し、7回表、ネクセンの2番手ハン・ヒョンヒィ、3番手チョ・サンウから代打キム・ミンヒョク、途中出場の1番ハ・ジュンホのタイムリーで3-2と逆転した。ネクセンは7回裏、KTの2番手コ・ヨンピョから代打パク・ホンドのタイムリーで3-3の同点に追いついた。
KTの3番手シム・ジェミン、4番手キム・ジェユン、ネクセンの4番手ソン・スンナクが無失点に抑え、試合は延長に入った。ネクセンは10回裏、KTの5番手の大卒新人チョ・ムグンから3番ソ・ゴンチャンのタイムリーでサヨナラ勝ちし、3連敗から脱出しただけでなく、同率で並んでいたトゥサンがLGに敗れたため単独3位に浮上した。新球団KTは先発ジャマーノが6回2失点と好投したが、打線の援護がなく延長戦で力尽きた。
LG 10−3 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)ルーカス 10勝10敗 (敗)ユ・ヒィグァン 18勝5敗
(本塁打) LG : ヒメネス 11号
LGは2回表、トゥサンの先発ユ・ヒィグァンから5番ヤン・ソックァン、7番ユ・ガンナム、1番イム・フン、2番ムン・ソンジェのタイムリー、4番ヒメネスの2ランで8点を先制し、ユ・ヒィグァンをノックアウトした。LGは3回表、トゥサンの2番手キム・ミョンソンからチャンスをつくり、代わった3番手チン・ヤゴプからムン・ソンジェの犠牲フライで1点を追加した。トゥサンは3回裏、LGの先発ルーカス・ハレルから3番オ・ジェウォン、5番ミン・ビョンホンのタイムリーなどで3点を返した。LGは4回表相手の暴投で1点を追加した。
トゥサンは高卒新人ナム・ギョンホ、イ・ウォンジェの継投で追加点を与えなかった。9位LGは7回途中からユン・ジウン、キム・ジヨンの継投で相手の反撃を断ち3連勝となった。7回途中まで3失点に抑えたルーカスは、韓国1年目にして2ケタ勝利となる10勝目。打線ではヤン・ソックァンが3安打1打点、6番オ・ジファンが3安打と活躍。トゥサンはここまで18勝をあげているユ・ヒィグァンが2回途中8失点と大乱調で、同率3位で並んでいたネクセンがKTに勝ったため4位に後退。