サムソン １−３ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）チャン・ウォンジュン １１勝６敗 （セーブ）イ・ヒョンスン １勝１敗６Ｓ （敗）フィガロ １２勝５敗
（本塁打） サムソン ： ナバーロ ３１号 トゥサン ： オ・ジェイル ６号
サムソンは1回表、トゥサンの先発チャン・ウォンジュンから3番ナバーロの本塁打で1点を先制した。チャン・ウォンジュンは追加点を与えず、トゥサンは5回裏、サムソンの先発フィガロ(元オリックス)から7番オ・ジェイルの2ランで逆転した。チャン・ウォンジュンは好投を続け、打線は7回裏オ・ジェイルのタイムリーで1点を追加した。
8回以降オ・ヒョンテク、イ・ヒョンスンの継投で相手の反撃を断ち、トゥサンが逆転勝ちし3連敗から脱出、ＮＣに敗れたネクセンに代わって2位に浮上した。7回を1失点に抑えたチャン・ウォンジュンが11勝目。打線ではオ・ジェイルが1本塁打3打点と活躍。首位サムソンは先発フィガロが8回3失点と完投したが打線の援護がなく、連勝が6で止まった。
ネクセン ４−５ ＮＣ （馬山）
（勝）ハッカー １２勝４敗 （セーブ）イム・チャンミン １勝３敗２０Ｓ （敗）バンヘッケン １１勝５敗
（本塁打） ネクセン ： キム・ミンソン １０号 ＮＣ ： テームズ ３１号
ネクセンは2回表、ＮＣの先発ハッカーから5番キム・ミンソンの本塁打で1点を先制した。ＮＣは3回裏、ネクセンの先発バンヘッケンから3番ナ・ソンボムの内野ゴロの間に1-1の同点に追いつくと、5番イ・ホジュンのタイムリー、相手の暴投で3-1と逆転した。ＮＣは5回裏6番イ・ジョンウクのタイムリーで1点、7回裏、ネクセンの2番手キム・ヨンミンから4番テームズの本塁打で1点を追加した。ネクセンも8回表、ＮＣの2番手キム・ジンソンから4番パク・ピョンホの犠牲フライなどで2点を返し、3番手キム・デウは追加点を与えなかった。
ネクセンは9回表、ＮＣの守護神イム・チャンミンから代打スナイダーの犠牲フライで1点差としたが、反撃もここまででＮＣが接戦を制しネクセンを抜いて3位に浮上した。7回を1失点に抑えたハッカーが12勝目。イム・チャンミンは自身初のシーズン20セーブ達成。先発バンヘッケンが5回4失点で降板し反撃もあと一歩及ばなかったネクセンは4位に後退。
キア ３−２ ハンファ （大田）
（勝）イム・ジュンヒョク ６勝１敗 （セーブ）ユン・ソンミン １勝５敗２１Ｓ （敗）アン・ヨンミョン ７勝５敗
キアは1回表、ハンファの先発アン・ヨンミョンから2番キム・ミヌのタイムリーで1点を先制した。ハンファは1回裏、キアの先発イム・ジュンヒョクから6番チョ・インソンの2点タイムリーで逆転した。キアは4回表7番ナ・ジワンのタイムリーで2-2の同点に追いつくと、6回表4番ピルのタイムリーで3-2と逆転し、アン・ヨンミョンをノックアウトした。ハンファはパク・チョンジン、クォン・ヒョク、ユン・ギュジンの継投で追加点を与えなかった。
6位キアは7回以降キム・グァンス、新外国人エバン・ミーク、ヤン・ヒョンジョン、ユン・ソンミンの継投で1点差を守りきり、6連勝でついに勝率5割に復帰した。6回を2失点に抑えたイム・ジュンヒョクがプロ13年目で自己最多となる6勝目。ユン・ソンミンは最多セーブ争い単独トップの21セーブ目。先発アン・ヨンミョンが6回途中3失点で降板した5位ハンファは3連敗。
ＬＧ ２−８ ＳＫ （仁川）
（勝）キム・グァンヒョン １０勝２敗 （敗）ルーカス ６勝８敗
（本塁打） ＳＫ ： パク・チョングォン １０号
ＳＫは1回裏、ＬＧの先発ルーカス・ハレルから2番パク・チョングォンの2009年以降7年連続2ケタ本塁打となる2ランで先制し、3回裏5番イ・ジェウォンのタイムリーで1点、4回裏7番ブラウン、3番チェ・ジョン、4番チョン・ウィユンのタイムリーなどで4点を追加し、ルーカスをノックアウトした。ＬＧは5回表、ＳＫの先発キム・グァンヒョンから9番ソン・ジュイン、1番ムン・ソンジェのタイムリーで2点を返した。ＳＫは5回裏、ＬＧの2番手ユ・ウォンサンから9番キム・ソンヒョンのタイムリーで1点を追加した。
ＬＧの3番手チン・ヘスは7回から8回まで無失点に抑えた。最後は2番手パク・チョンべが抑え、ＳＫが快勝しキアと勝率5割で同率6位に並んだ。8回を2失点に抑えたキム・グァンヒョンは2013年以降3年連続2ケタ勝利を達成。9位ＬＧはルーカスが4回途中7失点と乱調だった。
ロッテ ９−１０ ＫＴ （水原）
（勝）シム・ジェミン １勝２敗 （敗）キム・ソンベ ２勝３敗１Ｓ
（本塁打） ロッテ ： チェ・ジュンソク ２０号 ＫＴ ： キム・サンヒョン １７号、チャン・ソンウ １０，１１号
ロッテは2回表、ＫＴの先発オクスプリング(元阪神)から5番チェ・ジュンソクのタイムリーで1点を先制し、4回表チェ・ジュンソクの2年連続20本塁打で1点を追加した。ロッテの先発イ・ジェゴンは5回途中2番手ホン・ソンミンに交代し、6回表、ＫＴの2番手チャン・シファンの暴投で1点を追加した。ＫＴは6回裏5番チャン・ソンウの2試合連続本塁打で1点を返すと、代わったロッテの3番手チョン・デヒョンから1番オ・ジョンボク、2番イ・デヒョン、3番マルテのタイムリーで4-3と逆転した。ロッテは7回表代打キム・ジュヒョンの2点タイムリーで5-4と逆転したが、ＫＴは7回裏チャン・ソンウの2試合連続2打席連続本塁打(プロ野球史上2人目)で5-5の同点に追いついた。
ロッテは8回表、ＫＴの3番手キム・ジェユンから9番ムン・ギュヒョンのタイムリーで3点を勝ち越した。ＫＴは8回裏、ロッテの5番手イ・ソンミンから4番キム・サンヒョンの2試合連続本塁打となる3ランで8-8の同点に追いついた。ロッテは9回表、ＫＴの5番手の高卒新人オム・サンベクから6番カン・ミンホのタイムリーで1点を勝ち越したが、ＫＴは9回裏途中出場の9番キム・ジンゴンのタイムリーで同点に追いつき、試合は延長戦に突入した。ＫＴの5番手ホン・ソンヨン、6番手シム・ジェミンは10回から12回まで無失点に抑えた。
新球団ＫＴは12回裏、ロッテの6番手キム・ソンベからキム・サンヒョンのタイムリーでサヨナラ勝ちし、2015年シーズンプロ野球最長となった5時間15分の激闘を制した。シム・ジェミンがプロ2年目にして初勝利。20安打を記録した打線ではチャン・ソンウが3安打2本塁打2打点、キム・サンヒョンが3安打1本塁打4打点、オ・ジョンボクが3安打1打点、イ・デヒョンが3安打1打点と活躍。8位ロッテではチェ・ジュンソクが3安打1本塁打2打点と活躍。また2回表盗塁を成功させたアドゥチが、球団史上初となるシーズン20本塁打、20盗塁を同時に達成。
(5時間15分の激闘でサヨナラ勝ちしたＫＴ．)
