DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  ロッテ5連勝で4位浮上

キア 1−2 トゥサン  (ソウル・蚕室)
(勝)ハム・トクチュ 8勝7敗  (セーブ)イ・ヨンチャン 4勝3敗18S  (敗)イム・ギジュン 1敗1S
本塁打) キア : チェ・ヒョンウ 25号  トゥサン : キム・ジェホ 5号 
 キアは2回表にトゥサンの先発ハム・トクチュから4番チェ・ヒョンウのタイムリーで1点を先制した。トゥサンは2回裏にキアの先発イム・ギジュンから7番ミン・ビョンホンのタイムリーで1-1の同点に追いつき、3回裏に9番キム・ジェホの本塁打で2-1と逆転した。キアは6回裏から2番手キム・ユンドン、トゥサンは7回表途中から2番手の大卒新人キム・ミョンシン、3番手キム・ガンニュルを登板させた。
 キアの3番手キム・ミョンチャン、4番手キム・セヒョンは8回裏を無失点に抑えた。4番手イ・ヨンチャンは9回表に相手の反撃を断ち、2位トゥサンが勝利した。7回途中まで1失点に抑えたハム・トクチュは8勝目。トゥサン打線ではミン・ビョンホンが3安打1打点と活躍。首位キアは先発イム・ギジュンが5回を2失点に抑えたが打線が援護できなかった。


ハンファ 14−9 NC  (馬山)
(勝)パク・チョンジン 2勝2敗  (セーブ)チョン・ウラム 5勝4敗19S  (敗)ウォン・ジョンヒョン 3勝6敗
本塁打) ハンファ : チェ・ジンヘン 6号、キム・フェソン 1号  NC : イ・ジョンウク 3号
 ハンファは3回表にNCの先発ハッカーから4番ロサリオのタイムリー、5番チェ・ジンヘンの本塁打で3点を先制したが、NCも3回裏にハンファの先発アン・ヨンミョンから4番スクラッグス、5番パク・ソンミンのタイムリーで3-3の同点に追いついた。NCは4回裏に1番イ・ジョンウクの本塁打で5-3と逆転し、ハンファはこの回途中から2番手イ・チュンホを登板させた。ハンファは4回表にチェ・ジンヘン、6番チャン・ミンソクのタイムリーで5-5の同点に追いつき、5回裏途中に3番手チャン・ミンジェから4番手パク・チョンジンに交代させた。ハンファは6回表にNCの2番手ウォン・ジョンヒョンから相手のエラー、3番ハ・ジュソクのタイムリーで2点を勝ち越した。
 ハンファは8回表にNCの3番手チェ・グムガンからロサリオのタイムリー、代わったNCの4番手チェ・ソンヨンから代打チョン・グヌへの押し出しの四球、7番ヤン・ソンウへの押し出しの死球、途中出場の8番チェ・ジェフンのタイムリーで合計5点を追加した。NCは8回裏にハンファの5番手チョン・ジェウォン、6番手キム・ジェヨンから代打カン・ジンソンのタイムリーなどで合計4点を返した。8位ハンファは9回表に途中出場の4番キム・フェソンの本塁打で2点を追加し、6番手チョン・ウラムが相手の反撃を断ち勝利した。19安打を記録したハンファ打線ではチェ・ジンヘンが4安打1本塁打3打点、ロサリオが4安打2打点、3位NC打線では2番パク・ミヌが3安打と活躍。


LG 2−8 SK  (仁川)
(勝)ケリー 13勝5敗  (敗)チェ・ドンファン 1勝2敗1S
本塁打) LG : ソン・ジュイン 4号  SK : パク・チョングォン 11,12号、チェ・スンジュン 4号
 LGの先発キム・デヒョンはひじの痛みにより1回裏終了時点で降板した。SKは2回裏にLGの2番手チェ・ドンファンから7番パク・チョングォンの本塁打で2点を先制し、4回裏に5番チェ・スンジュンの2試合連続本塁打、パク・チョングォンの2打席連続本塁打で3点を追加した。LGは5回表にSKの先発ケリーから9番ソン・ジュインの本塁打で2点を返した。LGの3番手チェ・ソンフン、4番手シン・ジョンナクは追加点を与えなかった。
 SKは7回裏にLGの5番手イム・ジョンウから1番ノ・スグァンのタイムリーで1点を追加し、8回表途中から2番手パク・チョンベを登板させた。7位SKは8回裏にLGの6番手の高卒新人コ・ウソクからパク・チョングォンのタイムリーなどで2点を追加し、3番手キム・ジュハンが9回表に相手の反撃を断ち勝利した。8回途中まで2失点に抑えたケリーは13勝目。SK打線ではパク・チョングォンが3安打2本塁打5打点と活躍。LGは5位に後退。 


ロッテ 8−5 ネクセン  (ソウル・高尺)
(勝)イ・ミョンウ 2勝  (敗)シン・ジェヨン 5勝6敗
本塁打) ロッテ : チェ・ジュンソク 11号  ネクセン : チョイス 2号
 ネクセンは2回裏にロッテの先発ソン・スンジュンから8番コ・ジョンウクのタイムリーで1点を先制した。ロッテは6回表にネクセンの先発バンヘッケン(元埼玉西武)から3番チェ・ジュンソクのタイムリーで2-1と逆転した。ネクセンは6回裏に3番の新外国人チョイスの本塁打、5番チェ・テインのタイムリーで3-2と逆転してソン・スンジュンをノックアウトし、代わったロッテの2番手ペ・ジャンホから6番チャン・ヨンソクのタイムリーで1点を追加した。ネクセンは7回表から2番手キム・サンス、8回表から3番手オ・ジュウォンを登板させた。
 ロッテの3番手キム・ユヨン、4番手チャン・シファンは追加点を与えなかった。ロッテは9回表にネクセンの4番手ハン・ヒョンヒィから3番チェ・ジュンソクの本塁打で4-4の同点に追いつき、5番手パク・チンヒョンは9回裏を無失点に抑え試合は延長戦に突入した。ロッテの6番手ソン・スンナクは10回裏、7番手イ・ミョンウは11回裏を無失点に抑えた。ネクセンの5番手ファン・ドッキュンは11回表まで無失点に抑えた。  
 ロッテは12回表にネクセンの6番手シン・ジェヨンから途中出場の9番キム・ドンハン、1番チョン・ジュヌのタイムリーで2点を勝ち越すと、代わったネクセンの7番手ユン・ヨンサムから途中出場の3番ファン・ジンスのタイムリーで2点を追加した。ネクセンは12回裏にロッテの8番手チョ・ジョンフンから4番キム・ハソンのタイムリーで1点を返したが、反撃もここまででロッテが勝利し5連勝で6位から4位にへと浮上した。ロッテ打線ではチェ・ジュンソクが1本塁打4打点と活躍。ネクセンは6位に後退したが、打線ではキム・ハソンとチェ・テインが3安打1打点と活躍。


サムソン 5−1 KT  (水原)
(勝)ユン・ソンファン 9勝8敗  (敗)キム・ジェヨン 3勝4敗15S
本塁打) サムソン : チェ・ギョンチョル 2号  KT : チョン・ヒョン 4号
 サムソンは3回表にKTの先発ローチから9番チェ・ギョンチョルの本塁打で1点を先制した。KTは4回裏にサムソンの先発ユン・ソンファンから1番チョン・ヒョンの本塁打で1-1の同点に追いついた。ローチは4回表以降追加点を与えず8回表まで投げ続けた。試合は1-1のまま延長戦に突入した。
 サムソンは10回表にKTの2番手キム・ジェユンから7番カン・ハヌルのタイムリーで1点を勝ち越すと、代わったKTの3番手イ・サンファから1番パク・ヘミン、2番キム・ホンゴンのタイムリーで3点を追加した。KTの4番手オム・サンベクは追加点を与えなかった。2番手クォン・オジュンは10回裏を無失点に抑え、9位サムソンが勝利した。9回を1失点に抑えたユン・ソンファンは9勝目。最下位KTは8回を1失点に抑えた先発ローチを打線が援護できず3連敗。