サムソン 4−5 NC (馬山)
(勝)イ・ミンホ 3勝1敗 (敗)フィガロ 8勝3敗
(本塁打) サムソン : イ・スンヨプ 11号、ナバーロ 19号 NC : ソン・シホン 4号
NCは3回裏、サムソンの先発フィガロ(元オリックス)から8番ソン・シホンの本塁打、4番テームズの走者一掃のタイムリーで4点を先制した。サムソンは4回表、NCの先発イ・ミンホから1番ナバーロの本塁打で1点を返した。NCは6回表から2番手イム・ジョンホを登板させ、6回裏3番ナ・ソンボムの犠牲フライで1点を追加した。さらに7回以降キム・ジンソン、ソン・ジョンウク、チェ・グムガンと細かい継投でしのいだ。サムソンはシム・チャンミン、チョ・ヒョングンが追加点を与えなかった。
サムソンは9回表、NCの6番手イム・チャンミンから6番イ・スンヨプ(元オリックス)の2ラン、9番キム・サンスのタイムリーで1点差に迫ったが、NCが何とか逃げ切り4連敗から脱出し、ネクセンに敗れたトゥサンを抜いて2位に浮上した。5回を1失点に抑えたイ・ミンホは2014年5月以来の先発勝利となる3勝目。首位サムソンは先発フィガロが6回5失点と不調で連勝が7で止まった。
トゥサン 8−9 ネクセン (ソウル・木洞)
(勝)ソン・スンナク 2勝2敗11S (敗)ノ・ギョンウン 1勝1敗2S
(本塁打) ネクセン : パク・トンウォン 6号、キム・ミンソン 6号、キム・ハソン 10号
トゥサンは1回表、ネクセンの先発バンヘッケンから3番キム・ヒョンスのタイムリー、4番の新外国人ロメロの韓国初打点となるタイムリーで2点を先制し、2回表9番ホ・ギョンミンのタイムリーで1点を追加した。さらに4回表7番チョン・ジンホ、ホ・ギョンミン、2番チョン・スビンのタイムリーなどで5点を追加した。ネクセンは4回裏、トゥサンの先発マヤから7番イ・テックンのタイムリーで1点、5回裏3番スナイダー、6番キム・ミンソンのタイムリーで3点を返した。さらに6回裏、トゥサンの2番手オ・ヒョンテクから9番パク・トンウォンの2試合連続本塁打となる2ランで追い上げ、キム・ドンジュン、キム・ヨンミン、チョ・サンウの継投で追加点を与えなかった。
ネクセンは9回裏、トゥサンの3番手ノ・ギョンウンから6番ユン・ソンミンの2ランで8-8の同点に追いつき、試合は延長に突入した。そして10回裏ノ・ギョンウンから1番キム・ハソンのプロ2年目で自身初となる2ケタ本塁打で、8点差を追いついて逆転サヨナラ勝ちし3連勝でトゥサンを抜いて3位に浮上した。9回から10回まで無失点に抑えたソン・スンナクが2勝目。打線ではキム・ミンソンが3安打1本塁打4打点、2番コ・ジョンウクが3安打と活躍。4回まで8点をリードしながら追いつかれまさかの延長逆転サヨナラ負けを喫したトゥサンは3連敗で4位に後退。打線ではチョン・スビンが3安打2打点と活躍。
(10回裏サヨナラ本塁打を打ったキム・ハソン。)
キア 2−1 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)スティンソン 5勝3敗 (セーブ)ユン・ソンミン 1勝3敗10S (敗)ラリー 4勝4敗
(本塁打) キア : キム・ジュチャン 8号 ロッテ : アドゥチ 8号
キアは1回表、ロッテの先発ラリーから4番ピルのタイムリーで1点を先制した。ロッテは1回裏、キアの先発スティンソンから2番アドゥチの本塁打で1-1の同点に追いついた。2回以降ラリー、スティンソンともに勝ち越し点を与えず投手戦が続いたが、キアは6回表3番キム・ジュチャンの本塁打で1点を勝ち越し、7回途中から2番手シム・ドンソプが登板した。ラリーは8回まで登板し、ロッテの2番手イ・ソンミンは追加点を与えなかった。
最後は3番手ユン・ソンミンが1点差を守りきり、キアガ投手戦を制し勝率5割に復帰し、ロッテと同率7位に浮上した。7回途中まで1失点に抑えたスティンソンは5勝目。10セーブ目を記録したユン・ソンミンは、2006年以来の2ケタセーブ。ロッテは先発ラリーが8回2失点と好投したが打線の援護がなく4連敗で、勝率5割になってしまった。
SK 8−5 LG (ソウル・蚕室)
(勝)チョン・ウラム 5勝2敗 (敗)チョン・チャンホン 2勝4敗
(本塁打) SK : パク・チョングォン 6号、ナ・ジュファン 2号
LGは1回裏、SKの先発バンワートから4番ハナハンのタイムリーで2点を先制した。SKは4回表、LGの先発チャン・ジニョンから4番パク・チョングォンの3ランで逆転した。LGは6回途中から2番手ユン・ジウンを登板させたが、SKは6回表、LGの3番手イム・ジョンウから7番ナ・ジュファンの内野ゴロの間に1点を追加した。LGは6回裏相手のエラー、7番ヤン・ソックァンのタイムリーで4-4の同点に追いついた。SKは7回表3番イ・ジェウォンのタイムリーで1点を勝ち越したが、LGは7回裏、SKの2番手チョン・ユスからヤン・ソックァンのタイムリーで5-5の同点に追いついた。
SKは8回から3番手ソ・ジニョンが登板し、9回表、LGの4番手チョン・チャンホンからチャンスをつくると、代わったLGの5番手ポン・ジュングンからナ・ジュファンの3ランで勝ち越した。最後は4番手チョン・ウラムが抑え、SKが3連敗から脱出しロッテを抜いて6位に浮上した。打線ではナ・ジュファンが1本塁打4打点、1番イ・ミョンギが3安打と活躍。9位LGは継投に失敗し連勝が4で止まった。打線ではハナハン、ヤン・ソックァンが3安打2打点、3番パク・ヨンテクが3安打と活躍。
KT 4−6 ハンファ (大田)
(勝)パク・チョンジン 4勝1敗1S (セーブ)クォン・ヒョク 4勝5敗10S (敗)コ・ヨンピョ 1勝3敗
(本塁打) KT : パク・キョンス 3号
KTは1回表、ハンファの先発ソン・ウンボムから4番の新外国人ブラック、5番キム・サンヒョンのタイムリーで2点を先制した。ハンファは1回裏、KTの先発アーウィンから4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)の2点タイムリーで同点に追いつくと、5番チェ・ジンヘンの内野ゴロの間に3-2と逆転した。KTは2回表1番イ・デヒョンのタイムリーで3-3の同点に追いつき、6回表、ハンファの2番手ソン・チャンシクから7番パク・キョンスの本塁打で4-3と逆転した。ハンファは6回裏、KTの2番手コ・ヨンピョからチャンスをつくると、代わったKTの3番手キム・ジェユンから代打イ・ジョンファン、2番カン・ギョンハクのタイムリーで6-4と逆転した。
KTは大卒新人イ・チャンジェ、チャン・シファンの継投で追加点を与えなかった。ハンファはパク・チョンジン、ユン・ギュジン、クォン・ヒョクの継投で相手の反撃を断ち勝利し、キアに敗れたロッテを抜いて5位に浮上した。クォン・ヒョクはプロ14年目にして初の2ケタセーブを記録。打線では1番イ・ヨンギュが3安打と活躍。新球団KTは守備の乱れもありリードを守りきれなかった。