DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  ユン・ヨソプ、パク・ヨングンとイ・ジュンヒョンの2対1トレード成立

 LGとKTは20日、ユン・ヨソプ捕手(33)とパク・ヨングン内野手(31)、イ・ジュンヒョン投手(21)の2対1トレードを発表した。
 ユン・ヨソプは大学卒業後2008年SKへ入団し、2010年シーズン途中LGへトレードされた。主に控え捕手として起用され、2013年には89試合に出場したが、2014年27試合と出場機会が減少し、2015年シーズンは4月19日まで一軍出場がなかった。プロ7年間の通算成績は339試合に出場、打率.253、150安打、9本塁打、85打点、9盗塁。
 パク・ヨングンは大学卒業後2007年LGへ入団し、内野の控えとして2009年自己最多の101試合に出場した。軍へ入隊しLGへ復帰したが、2014年は27試合の出場にとどまり、2015年シーズンは4月19日まで一軍出場がなかった。プロ9年間の通算成績は341試合に出場、打率.214、93安打、4本塁打、33打点、41盗塁。
 右腕イ・ジュンヒョンは高校卒業後2012年サムソンへ入団したが、一軍登板の機会がなく2013年オフシーズン、余剰選手を対象とした2次ドラフトでKTへ移籍した。KTでは2015年4月3日、プロ4年目にして初めて一軍登板を果たした。2015年6月で22歳という年齢を考えると今後の成長が期待できる。
 
 新球団KTは4月20日現在で2勝15敗と大きく負け越し、他チームとの経験や戦力差をまざまざと見せつけられている。そのため有望株を一人放出し、経験豊富だがLGでは出番のなかった30代前半の選手の獲得に動いた。


(文責:ふるりん