ネクセンとハンファは8日、ネクセンからイ・ソンヨル外野手(30)とホ・ドファン捕手(30)、ハンファからヤン・フン投手(27)の2対1トレードを発表した。
左打者のイ・ソンヨルは高校卒業後2003年LGへ入団し、2005年100試合以上に出場し9本塁打と頭角を現した。2008年シーズン途中トゥサンへトレードされ、2010年自己最多の24本塁打を記録した。2012年シーズン途中ネクセンへトレードされ、2013年18本塁打、2014年14本塁打と活躍した。2014年オフシーズンFAを行使したが、なかなか交渉がまとまらずネクセンと再契約した。2015年シーズンは7日までに4試合に出場していた。プロ13年間の通算成績は857試合に出場、打率.241、529安打、85本塁打、328打点、40盗塁。
ホ・ドファン捕手は大学卒業後2007年トゥサンへ入団し、軍から除隊されたあと2011年ネクセンと契約した。2013年には自己最多の116試合に出場したが、2015年シーズンは7日まで一軍出場がなかった。プロ9年間の通算成績は383試合に出場、打率.213、174安打、4本塁打、60打点。
ヤン・フン投手は2005年高校卒業後ハンファと契約し、1年目から先発にリリーフに活用されてきた。2014年シーズン終了後に軍から除隊されハンファに復帰したが、2015年シーズンは8日まで一軍登板がなかった。 プロ11年間の通算成績は271試合に登板、32勝46敗11セーブ21ホールド、防御率4.64。
ハンファはチョ・インソンの負傷離脱などで薄くなった捕手や代打要員の補充、ネクセンは先発陣の層を厚くするため経験が豊富なヤン・フンを獲得したと見られる。
(文責:ふるりん)