サムソン 2−2 LG (ソウル・蚕室)
サムソンは1回表、LGの先発キム・ソンヒョンから4番チェ・ヒョンウの犠牲フライで1点を先制した。LGは1回裏、サムソンの先発ジャマーノ(元福岡ソフトバンク)から4番イ・ビョンギュ(背番号24)の犠牲フライで1-1の同点に追いつき、2回裏8番ユン・ジンホのタイムリーで2-1と逆転した。ジャマーノはこれ以上追加点を許さず、キム・ソンヒョンも好投を続けていたが、サムソンは7回表、LGの2番手イ・サンヨルからダブルスチールで2-2の同点に追いついた。その後LGのハン・ヒィ、ソン・シニョン、サムソンのクォン・オジュン、クォン・ヒョク、アン・ジマンの継投で互いに得点を許さず、試合は延長戦に入った。
だがLGのキム・グァンサム、サムソンのチョン・イヌク、パク・ミンギュ、大卒新人ミョン・ジェチョルが得点を許さず、試合は12回を終えても決着がつかなかったが、規定により引き分けとなった。これでLGは、ロッテに敗れたハンファと並んで同率6位となった。公式戦優勝を決めたサムソンは6安打、LGは8安打と貧打戦で互いに決め手を欠いた。なお、年間セーブ数の史上最多記録を狙うサムソンの守護神オ・スンファンにこの試合出番はなく、公式戦残り1試合で記録達成を狙うことになった。
ハンファ 3−6 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)コ・ウォンジュン 9勝7敗2S (セーブ)キム・サユル 5勝3敗19S (敗)パク・チョンジン 7勝6敗7S
(本塁打) ハンファ : チェ・ジンヘン 19号
ハンファは1回表、ロッテの先発サドースキーから4番チェ・ジンヘンのタイムリーで1点を先制し、3回表チェ・ジンヘンの本塁打で1点を追加した。ハンファの先発ヤン・フンは無失点を続け、打線は5回表、ロッテの2番手イ・ミョンウから3番チャン・ソンホのタイムリーで1点を追加した。ロッテは6回裏5番パク・チョンユンの犠牲フライで1点を返すと、8回裏、ハンファの2番手パク・チョンジンからチャンスを作り、代わった3番手ボーティスタから6番ソン・ヨンソク、途中出場の7番チョン・ボミョン、9番ヤン・ジョンミンのタイムリーで5点を奪い、6-3と逆転した。
最後は守護神キム・サユルが抑え、公式戦2位が確定したロッテが逆転勝ちし3連勝となった。8回表5番手として調整登板したコ・ウォンジュンが9勝目。リリーフが打たれ敗れたハンファは、サムソンと引き分けたLGと同率6位に後退。
SK 3−0 キア (光州)
(勝)ユン・ヒィサン 3勝1敗5S (セーブ)チョン・デヒョン 3勝3敗16S (敗)キム・ヒィゴル 2勝5敗
(本塁打) SK : イ・ホジュン 14号
キアの先発ヤン・ヒョンジョンは2回無失点で降板した。SKは4回表、キアの2番手キム・ヒィゴルから5番パク・チョングォンのタイムリーで1点を先制し、5回表2番キム・ガンミンの犠打で1点、6回表、キアの3番手トラビスから4番イ・ホジュンの本塁打で1点を追加した。キアはその後ユ・ドンフン、パク・ソンホの継投で相手に反撃を許さなかった。
SKは先発ユン・ヒィサン、パク・ヒィス、イ・ジェヨン、チョン・ウラム、チョン・デヒョンの継投で完封し、公式戦1試合を残して3位が確定した。6回途中まで無失点に抑えたユン・ヒィサンが3勝目。またキアの公式戦4位も確定し、この2チームは8日からの準プレーオフで対戦することになっている。
トゥサン 8−2 ネクセン (ソウル・木洞)
(勝)イ・ヨンチャン 6勝10敗 (敗)カン・ユング 3勝1敗
(本塁打) トゥサン : イ・ソンヨル 7号
トゥサンは1回表、ネクセンの先発カン・ユングから3番キム・ヒョンスのタイムリーで1点を先制し、2回表1番オ・ジェウォンの犠牲フライ、2番イム・ジェチョルのタイムリーで2点を追加した。ネクセンは2回裏、トゥサンの先発イ・ヨンチャンから8番の高卒新人キム・ドヒョンの内野ゴロの間に1点を返した。トゥサンは5回表、ネクセンの2番手キム・サンスから4番チェ・ジュンソクのタイムリーで1点を追加し、ネクセンは6回裏相手のエラーで1点を返した。
トゥサンは7回表途中出場の3番イ・ソンヨルの本塁打で1点、8回表、ネクセンの4番手ペ・ヒムチャンから9番チョン・スビンの犠牲フライ、イム・ジェチョルのタイムリーと相手の暴投で3点を追加した。8回以降はイ・ヒョンスン、コ・チャンソンの継投で相手の反撃を断ち、トゥサンが4連勝で単独5位に浮上した。7回を2失点に抑えたイ・ヨンチャンが6勝目。最下位ネクセンは先発カン・ユングが4回3失点で降板し、2011年初黒星を喫した。