サムソン ５−６ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）チョン・チャンホン １勝１敗 （敗）イム・チャンヨン １敗１Ｓ
ＬＧは1回裏、サムソンの先発チャ・ウチャンから2番ソン・ジュインのタイムリーで1点を先制した。サムソンは4回表、ＬＧの先発の新外国人ルーカス・ハレルから7番パク・ヘミンへの押し出しの四球で1-1の同点に追いつき、8番チン・ガビョンの犠牲フライ、9番キム・サンスのタイムリーで4-1と逆転し、代わったＬＧの2番手ユン・ジウンから2番パク・ハニのタイムリーで1点を追加した。ＬＧは3番手キム・ソンギュが追加点を与えず、7回裏、サムソンの2番手パク・クンホンから1番オ・ジファンのタイムリーで1点を返した。
ＬＧは8回裏、サムソンの3番手アン・ジマンから代打イ・ビョンギュ(背番号9・元中日)の犠牲フライや送球ミスの間に4-5と追い上げ、シン・ジェウン、チョン・チャンホンの継投で追加点を与えなかった。ＬＧは9回裏、サムソンの4番手イム・チャンヨン(元東京ヤクルト)から途中出場の2番イ・ジニョンの犠牲フライで5-5の同点に追いつき、3番チョン・ソンフンのタイムリーでサヨナラ勝ちした。打線ではオ・ジファンが3安打1打点と活躍。サムソンはリリーフ陣がリードを守りきれなかった。
キア ４−１ ＫＴ （水原）
（勝）ムン・ギョンチャン １勝 （セーブ）ユン・ソンミン ３Ｓ （敗）オクスプリング １敗
キアは1回表、ＫＴの先発の新外国人オクスプリング(元阪神)から6番キム・ダウォンのタイムリーで2点を先制した。オクスプリングは2回以降追加点を与えなかったが、打線の援護がなかなかなかった。ＫＴは6回裏、キアの先発の大卒新人ムン・ギョンチャンからチャンスをつくると、代わった2番手イム・ジュンソプから1番イ・デヒョンの内野ゴロの間に1点を返した。
キアは7回表、ＫＴの2番手シム・ジェミンから3番チェ・ヒィソプのタイムリーで1点、8回表、ＫＴの5番手チェ・ウォンジェから途中出場の9番イ・ホシンの2012年6月以来の打点となるタイムリーで1点を追加し、パク・チュンピョ、シム・ドンソプ、ユン・ソンミンの継投で相手の反撃を断ち、10チーム中唯一の開幕6連勝となった(チーム史上最多は2003年の開幕7連勝)。5回まで無失点に抑えていたムン・ギョンチャンはプロ初勝利。新球団ＫＴはオクスプリングが6回2失点と好投したものの打線の援護がなく、開幕7連敗。
(プロ初勝利をあげた新人ムン・ギョンチャン。）
ＳＫ １３−７ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）ペク・インシク １勝 （敗）ムン・ソンヒョン １敗
（本塁打） ＳＫ ： チェ・ジョン １，２号、ネクセン ： キム・ハソン １号、パク・ピョンホ ２号、イム・ビョンウク １号
ＳＫは1回表、ネクセンの先発ムン・ソンヒョンから相手のエラーで1点を先制し、2回表9番パク・チンマンのタイムリー、3番チェ・ジョンの満塁本塁打で6点を追加した。ＳＫは4回表チェ・ジョンのタイムリーでムン・ソンヒョンをノックアウトし、ネクセンも4回裏、ＳＫの先発ペク・インシクから2番キム・ハソンの本塁打で1点を返した。ＳＫは5回表、ネクセンの2番手キム・ドンジュンからパク・チンマンのタイムリーで1点を追加し、ネクセンも5回裏9番ユ・ソンジョンのタイムリーで1点を返した。
ネクセンは6回裏、ＳＫの2番手パク・チョンフンから4番パク・ピョンホの本塁打、代打イム・ビョンウクのプロ2年目での初安打・初打点となる初本塁打で2点を返した。ＳＫは7回表パク・チンマンの併殺打の間に1点を追加し、ネクセンも7回裏、ＳＫの3番手チョン・ユスからパク・ピョンホのタイムリーで1点、8回裏、ＳＫの5番手ムン・グァンウンから8番ムユン・ソンミンの犠牲フライで1点を返した。
ＳＫは9回表、ネクセンの5番手キム・ヨンミンからチェ・ジョンのこの試合2本目となる3ランでダメを押した。ネクセンも9回裏、ＳＫの6番手ユン・ギルヒョンから6番ムン・ウラムのタイムリーで1点を返したが、反撃もここまででＳＫが乱打戦を制した。6回途中まで2失点に抑えたペク・インシクが2013年9月以来となる勝利投手。打線ではチェ・ジョンが4安打2本塁打8打点、パク・チンマンが3打点と活躍。ネクセンは先発ムン・ソンヒョンが4回途中8失点と崩れた。打線ではパク・ピョンホが3安打1本塁打2打点と活躍。
（2本塁打8打点と活躍したチェ・ジョン。）
ハンファ ２−９ ＮＣ （馬山）
（勝）ソン・ミンハン １勝１敗 （敗）ユ・チャンシク １敗
（本塁打） ＮＣ ： テームズ ２，３号、イ・ホジュン ２号
ＮＣは2回裏、ハンファの先発ユ・チャンシクから4番テームズの本塁打で1点を先制し、ハンファも3回表、ＮＣの先発ソン・ミンハンから9番カン・ギョンハクのタイムリーで1-1の同点に追いついた。ＮＣは6回裏2番イ・ジョンウクのタイムリーで勝ち越し、テームズのこの試合2本目の本塁打となる3ランでリードを広げ、代わったハンファの2番手ペ・ヨンスから6番イ・ホジュンの2試合連続本塁打となる2ランで7-1とした。ＮＣは7回からイ・ヘェチョン(元東京ヤクルト)、イ・ミンホと継投策に出た。
ハンファは8回表、ＮＣの4番手イム・ジョンホから1番イ・ヨンギュのタイムリーで1点を返した。ＮＣは8回裏、ハンファの5番手パク・チョンジンから8番キム・テグン、1番パク・ミンホのタイムリーで2点を追加し、チェ・グムガン、キム・ジンソンの継投で相手の反撃を断ち3連勝となった。40歳ながらも6回まで1失点に抑えたソン・ミンハンは、2013年6月以来の先発での勝利投手となった。打線ではテームズが2本塁打4打点、キム・テグンが4安打1打点と活躍。ハンファは先発ユ・チャンシクが6回に崩れてしまい、打線も抑えられてしまった。
トゥサン ４−１６ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）イ・ミョンウ １勝 （敗）イ・ジェウ １敗
（本塁打） トゥサン ： ラッツ １号 ロッテ ： カン・ミンホ １，２，３号、キム・ミンハ １号
トゥサンは1回表、ロッテの先発ソン・スンジュンから4番の新外国人ラッツ(元東北楽天)の韓国初本塁打となる2ランで先制し、2回表7番ヤン・ウィジの内野ゴロの間に1点を追加した。ロッテは2回裏、トゥサンの先発チャン・ウォンジュンから7番カン・ミンホの2ランで反撃し、5回裏3番ソン・アソプのタイムリーで3-3の同点に追いつくと、4番チェ・ジュンソクの併殺打の間に4-3と逆転した。トゥサンは6回表、ロッテの2番手イ・ミョンウから代打ミン・ビョンホンの内野ゴロの間に4-4の同点に追いついた。
ロッテは7回裏、トゥサンの2番手イ・ジェウから2番キム・ミンハの本塁打で5-4と勝ち越すと、代わった4番手キム・ガンニュルからカン・ミンホのこの試合2本目の本塁打となる2ランなどで8-4とリードを広げた。ロッテは8回裏、トゥサンの5番手チャン・ミニク、6番手イ・ウォンジェからソン・アソプのタイムリー、途中出場の5番オ・スンテクへの押し出しの四球、6番チョン・フンのタイムリー、カン・ミンホの自身初となる1試合3本目の本塁打の満塁弾で8点を追加した。
8回以降キム・ソンベ、シン・ギュボム、チェ・デソンの継投で相手の反撃を断ち、ロッテが終盤の打線の爆発で大勝した。イ・ミョンウが2013年5月以来の勝利投手。打線ではカン・ミンホが4安打3本塁打8打点、ソン・アソプが3安打3打点と活躍。トゥサンはリリーフ陣が終盤崩れて大敗を喫した。
（文責：ふるりん）
