2014年 プレーオフ 第3戦
ネクセン 6−2 LG (ソウル・蚕室)
(勝)オ・ジェヨン 1勝 (敗)リオーダン 1敗
(本塁打) ネクセン : カン・ジョンホ 1号、ユ・ハンジュン 2号
1勝1敗で迎えたプレーオフ第3戦は、LGの本拠地・蚕室野球場に満員の観客を集めて盛大に始まった。
ネクセンは2回表、LGの先発リオーダンから5番カン・ジョンホのプロ9年目でのポストシーズン初本塁打で1点を先制した。ネクセンの先発オ・ジェヨンは好投を続け、打線も5回表6番キム・ミンソン、7番イ・テックンの連打でチャンスを作ると、8番イ・ソンヨル、9番パク・トンウォンのタイムリーで3点を追加し、リオーダンをノックアウトした。さらにこの回代わったLGの2番手イム・ジョンウから2番ロッティーノ(元オリックス)のタイムリーで1点を追加した。
LGも5回裏8番チェ・ギョンチョルのヒットや四死球で満塁のチャンスを作り、1番チョン・ソンフンの犠牲フライで1点を返した。オ・ジェヨンは6回を1失点に抑え、7回から2番手ハン・ヒョンヒィに後退した。LGは8回表3番ユ・ハンジュンの2試合連続本塁打で1点を追加し、ここでLGは3番手ユ・ウォンサンを登板させた。LGはその裏、ネクセンの3番手チョ・サンウから1番チョン・ソンフンのヒット、2番キム・ヨンウィの死球1,2塁のチャンスを作ったが、続く2人が三振に倒れ、代わったネクセンの4番手ソン・スンナクから5番イ・ジニョンのタイムリーで1点を返したが、この後1塁のパク・ピョンホが難しいファールフライを取りこれ以上の反撃を許さなかった。
LGはユ・ウォンサン、チョン・チャンホンが追加点を与えなかったが、9回裏はソン・スンナクが三者凡退に抑え、ネクセンが勝利し対戦成績を2勝1敗として、球団史上初の韓国シリーズシリーズ進出まであと1勝とした。6回を1失点に抑えたオ・ジェヨンは、現代在籍時の2004年韓国シリーズ以来10年ぶりとなるポストシーズンでの勝利投手となった。LGは先発リオーダンが5回途中5失点と振るわず、打線もつながらなかった。
ネクセンが勝てば韓国シリーズ出場が決定するプレーオフ第4戦は10月31日18時半より蚕室野球場で行われ、予告先発はネクセンがソーサ(※ 10勝2敗)、LGがリュ・ジェグク(※ 9勝7敗)と発表された。
※は2014年シーズン公式戦の成績。
(文責 : ふるりん)