DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  イ・マンス監督退任、キム・ヨンヒィ新監督就任

 SKは21日、イ・マンス監督(56)に代わりキム・ヨンヒィ新監督(59)の就任を発表した。契約期間は2年で契約金3億ウォン、年俸3億ウォンの総額9億ウォン。
 
 キム・ヨンヒィ新監督は1982年から1989年までロッテの主力打者として活躍した。現役引退後、1994年から1998年までロッテ、2000年サムソンの監督をつとめた。その後ロッテの首席コーチや2軍監督だけでなく野球解説者もつとめ、2012年から2013年までSK2軍監督だった。2014年はSKのスカウト兼育成責任者となっていた。2000年以来14年ぶりの1軍監督ではあるが、豊富な指導者としての経験を買われたと思われる。

 現役時代サムソンの捕手として活躍し、1984年史上初の打撃三冠王となったイ・マンス監督は、2007年から2011年までSKの首席コーチ、2軍監督、監督代行を経て2012年より本格的に1軍監督として指揮を執った。2012年こそ韓国シリーズに出場し準優勝だったが、2013年は6位、2014年は5位と2年連続でポストシーズン進出に失敗し、3年の契約期間が切れたが手腕は評価されなかったようでSKとの再契約に至らなかった。 


(注:10月21日現在の為替レートは1億ウォンが1011万8600円。)

(文責:ふるりん