SKは21日、イ・マンス監督(56)に代わりキム・ヨンヒィ新監督(59)の就任を発表した。契約期間は2年で契約金3億ウォン、年俸3億ウォンの総額9億ウォン。
キム・ヨンヒィ新監督は1982年から1989年までロッテの主力打者として活躍した。現役引退後、1994年から1998年までロッテ、2000年サムソンの監督をつとめた。その後ロッテの首席コーチや2軍監督だけでなく野球解説者もつとめ、2012年から2013年までSK2軍監督だった。2014年はSKのスカウト兼育成責任者となっていた。2000年以来14年ぶりの1軍監督ではあるが、豊富な指導者としての経験を買われたと思われる。
現役時代サムソンの捕手として活躍し、1984年史上初の打撃三冠王となったイ・マンス監督は、2007年から2011年までSKの首席コーチ、2軍監督、監督代行を経て2012年より本格的に1軍監督として指揮を執った。2012年こそ韓国シリーズに出場し準優勝だったが、2013年は6位、2014年は5位と2年連続でポストシーズン進出に失敗し、3年の契約期間が切れたが手腕は評価されなかったようでSKとの再契約に至らなかった。
(注:10月21日現在の為替レートは1億ウォンが1011万8600円。)
(文責:ふるりん)