ロッテは5日、2013年シーズンからの新監督として、2012年シーズン途中までネクセンを率いていたキム・シジン監督(54)の就任を発表した。契約期間は3年、契約金は3億ウォン、年俸3億ウォンの総額12億ウォンである、
キム・シジン監督は現役時代サムソン、ロッテで通算124勝をあげた名投手で、1992年の現役引退後は太平洋(96年限りで現代へ売却)、現代の投手コーチとして活躍した。2007年現代の監督に就任したが、この年限りで同球団は解散となった。そして2009年、現代の選手の大半が移籍したヒーローズ(2010年よりネクセンヒーローズ)の監督に就任した。だがチームは上位進出できず、2012年シーズンは後半失速した責任を取る形で9月17日に辞任していた。
ロッテは2012年シーズン公式戦4位、プレーオフ敗退に終わり、韓国シリーズ進出を逃したこともあってヤン・スンホ監督が10月30日に辞任していた。ロッテが近年最後に韓国シリーズで優勝した1992年の現役引退以来約20年ぶりに古巣へ戻ったキム・シジン監督には、まず1999年以来14年ぶりの韓国シリーズ出場が期待される。なお、11月8日から本拠地・社稷野球場でのアジアシリーズ2012に開催地枠で出場するロッテは、2012年シーズン首席コーチを務めたクォン・ドゥジョ監督代行が指揮をとる。
