ＮＣ ２−０ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）チャーリー １１勝５敗 （セーブ）ソン・ミンハン ５勝５敗６Ｓ （敗）イ・ドンヒョン ６勝３敗１Ｓ
試合はＮＣの先発チャーリー、ＬＧの先発シン・ジェウンの投手戦となった。ＬＧはチャーリーから先制のチャンスを作るが得点できず、シン・ジェウンは7回無失点で降板し、8回から2番手イ・ドンヒョンが登板した。チャーリーは8回まで無失点に抑え、ＮＣは9回表、イ・ドンヒョン、リュ・テッキョンからチャンスを作ると、ＬＧの4番手ユ・ウォンサンから4番イ・ホジュンのタイムリーで2点を先制した。
最後は2番手ソン・ミンハンが抑え、8位ＮＣが首位ＬＧに完封勝ちを収めた。8回を無失点で防御率1位(2.39)のチャーリーは11勝目。ＬＧは打線が全く援護できず連勝が4で止まり、ハンファに勝った2位サムソンとのゲーム差が1.5に縮まった。
サムソン ９−２ ハンファ （大田）
（勝）チャ・ウチャン ９勝６敗 （敗）ユ・チャンシク ４勝９敗
サムソンは1回表、ハンファの先発ユ・チャンシクから3番パク・ソンミンのタイムリーで1点を先制し、2回表パク・ソンミンの2打席連続タイムリーで1点を追加した。サムソンは5回表、ハンファの2番手ファン・ジェギュ、3番手ユン・グニョンからパク・ソンミン、6番キム・テワンのタイムリーで2点、6回表パク・ソンミンのタイムリーで1点、7回表、ハンファの4番手の高卒新人チョ・ジフンからキム・テワン、1番チョン・ヒョンシクのタイムリーで4点を追加した。サムソンの先発チャ・ウチャンは無失点を続けた。
ハンファは8回裏、サムソンの3番手チョ・ヒョングンから7番オ・ソンジンのタイムリーで2点を返した。2位サムソンは4番手パク・クンホンが抑え勝利し、ＮＣに敗れた首位ＬＧとのゲーム差を1.5に縮めた。6回を無失点に抑えたチャ・ウチャンが9勝目。打線ではパク・ソンミンが4安打4打点、4打席連続タイムリーと活躍。最下位ハンファは先発ユ・チャンシクが4回5失点と振るわなかった。
トゥサン ６−６ ロッテ （釜山・社稷）
（本塁打） ロッテ ： カン・ミンホ １１号
トゥサンは4回表、ロッテの先発ユーマンから3番キム・ヒョンスのタイムリーで1点を先制した。ロッテは5回裏、トゥサンの先発イ・ジェウから8番カン・ミンホのタイムリー、1番の大卒新人チョ・ホンソクへの押し出しの四球で2-1と逆転し、代わったトゥサンの2番手ピョン・ジンスから2番チョ・ソンファンへの内野ゴロの間に1点を追加した。トゥサンは6回表6番イ・ウォンソクの2点タイムリーで3-3の同点に追いつき、7回表2番ミン・ビョンホン、途中出場の4番オ・ジェウォンのタイムリーで3点を勝ち越し、ユーマンをノックアウトした。
ロッテはチョン・デヒョン、カン・ヨンシクなどの継投で追加点を与えなかった。すると9回裏、トゥサンの4番手チョン・ジェフンから8番カン・ミンホの3ランで6-6の同点に追いつき、試合は延長にもつれ込んだ。ロッテのキム・ソンベ、キム・スンフェ、イ・ミョンウ、トゥサンのオ・ヒョンテク、ホン・サンサムの継投で無失点に抑え、延長12回を終えても決着がつかなかったが、規定により引き分けとなった。トゥサン打線ではミン・ビョンホンが3安打2打点、カン・ミンホは1本塁打4打点と活躍。
ネクセン ７−６ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）ナイト １１勝９敗 （セーブ）ソン・スンナク ２勝２敗４１Ｓ （敗）レイエス ７勝１３敗
（本塁打） ネクセン ： イ・テックン ９号、パク・ピョンホ ２９号、カン・ジョンホ １９号 ＳＫ ： パク・チョングォン １４号、ハン・ドンミン １１号
ネクセンは1回表、ＳＫの先発レイエスから3番イ・テックンの本塁打で1点を先制し、続く4番パク・ピョンホの2試合連続本塁打で1点を追加した。さらに2回表相手のエラー、1番ソ・ゴンチャンのタイムリーで2点を追加し、レイエスをノックアウトした。さらに代わったＳＫの2番手パク・チョンベからイ・テックンのタイムリーで2点を追加した。ＳＫは3回裏、ネクセンの先発ナイト(元北海道日本ハム)から4番パク・チョングォンの3ランで反撃した。ネクセンは6回表、ＳＫの3番手イ・ジェヨンから6番カン・ジョンホの本塁打で1点を追加した。
ＳＫは6回裏7番ハン・ドンミンの本塁打で1点、7回裏、ネクセンの2番手ソン・シニョンから3番チェ・ジョンのタイムリーで1点を返し、8回裏、ネクセンの4番手ハン・ヒョンヒィから8番チョン・サンホのタイムリーで1点差に迫った。だが最後は守護神ソン・スンナクが抑え、4位ネクセンが逃げ切り5位ＳＫとのゲーム差を6にまで広げ、ロッテに引き分けた3位トゥサンとのゲーム差も0.5に縮めた。6回途中まで4失点だったがナイトは11勝目。ソン・スンナクは最多セーブ争いトップの41セーブ目。打線ではイ・テックンが1本塁打3打点と活躍。ＳＫは先発レイエスが2回持たずノックアウトされ、打線の反撃も及ばず、4位以上進出はかなり厳しくなってしまった。
