トゥサンは19日、先日ＦＡ(フリーエージェント)を行使したホン・ソンフン外野手(35)と契約期間4年、オプションも含め総額最大31億ウォンで契約し、4年ぶりにロッテからトゥサンへの復帰が決まった。契約内容は明らかにされていない。
ホン・ソンフンは大学卒業後1999年トゥサンへ入団し新人王に輝き、当初は正捕手として活躍したが、打撃を生かすためのちに指名打者に転向した。2008年オフ初のＦＡを行使し、トゥサンからロッテへと移籍した。2010年には自己最高の26本塁打、116打点を記録した。2012年シーズンは113試合に出場、打率.292、15本塁打、74打点、5盗塁と主軸として活躍し、オフに2度目のＦＡを行使したが、前所属球団のロッテとの交渉が決裂した。そして若返りを図るがチームの精神的支柱を欠くトゥサンが、かつての主力打者だったホン・ソンフンに契約期間4年という好条件を提示し、契約に至った。プロ14年間の通算成績は1596試合に出場、打率.303、1676安打、166本塁打、915打点、67盗塁。
ロッテは先日キアへと移籍したキム・ジュチャンに続き、2人のＦＡ選手が流出し2013年シーズンの戦力構成に大きな見直しを迫られている。なお、これで2013年ＦＡ行使選手11名全員が契約を終え、チョン・ヒョヌク(サムソンからＬＧ)、イ・ホジュン(ＳＫからＮＣ)、キム・ジュチャン、ホン・ソンフン、イ・ヒョンゴン(キアからＮＣ)の5名が他球団へと移籍した。
