5日、2012年シーズンのMVP(最優秀選手)と新人王の授賞式が行われ、あらかじめ決められた4人の候補の中から、MVPはパク・ピョンホ(ネクセン)が有効投票数91票中73票、新人王はソ・ゴンチャン(ネクセン)が91票中79票でそれぞれ選ばれた。また同時に1軍、2軍戦の個人タイトルの授賞式も行われた。
パク・ピョンホ(26)は2005年LGに入団し未来の主砲として期待されたが、あまり活躍できなかった。2011年シーズン途中の7月末にネクセンへトレードされると頭角を現し、2012年シーズンは公式戦全133試合に出場、打率.290、31本塁打、105打点、20盗塁の成績で、本塁打、打点の二冠王に輝き4番として活躍した。
ソ・ゴンチャン(23)は2008年LGに入団したが、公式戦たった1試合のみの出場で退団となった。兵役を終え軍から除隊後の2012年シーズンからネクセンでプレーし、セカンドのレギュラーに定着した。127試合で打率.266、1本塁打、40打点、39盗塁の成績で、特に盗塁数は8球団2位と俊足ぶりを発揮した。2008年球団創設のネクセンヒーローズにおいて、シーズンMVP、新人王ともに初の受賞者となった。