ロッテ ２―３ サムソン （大邱）
（勝）アン・ジマン １勝２敗 （セーブ）オ・スンファン ２勝１敗３２Ｓ （敗）チェ・デソン ６勝７敗１Ｓ
（本塁打） サムソン ： パク・ソンミン ２３号
サムソンは2回裏、ロッテの先発サドースキーから8番チョ・ドンチャンの犠牲フライで1点を先制した。ロッテは4回表、サムソンの先発チャン・ウォンサムから4番ホン・サンサムのタイムリーで1-1の同点に追いついた。チャン・ウォンサムは6回1失点で降板し、７回からは2番手アン・ジマンが登板した。すると打線は7回裏、ロッテの2番手チェ・デソンから9番キム・サンスの犠牲フライで1点を勝ち越し、8回裏、ロッテの3番手イ・ジョンミンから4番パク・ソンミンの本塁打で1点を追加した。
ロッテは9回表、サムソンの守護神オ・スンファンから2番キム・ジュチャンのタイムリーで1点差に迫ったが、反撃もここまでで首位サムソンが逃げ切り、2位ロッテとのゲーム差を4.5に広げ、2年連続公式戦優勝に前進した。7回から8回途中まで無失点に抑えたアン・ジマンが2012年シーズン初勝利。2位ロッテはチャンスを生かしきれず、サムソンの勝負強さの前に屈した。打線ではキム・ジュチャンが3安打1打点と活躍。
キア ５―１２ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）パク・チョンベ ４勝２敗 （敗）ハン・スンヒョク １敗
（本塁打） キア ： パク・キナム ２号 ＳＫ ： イ・ジェウォン １号、チェ・ジョン ２２号
ＳＫは1回裏、キアの先発ソーサから3番チェ・ジョンのタイムリーで1点を先制した。キアは2回表、ＳＫの先発チェ・ビョンニョンから9番キム・ジュヒョンの犠牲フライ、1番イ・ヨンギュのタイムリーで2-1と逆転した。さらに5回表、ＳＫの2番手パク・チョンベから9番パク・キナムの3ランでリードを広げた。ＳＫは6回裏、5番パク・チョングォンのタイムリーで2点を返すと、7回裏、ＳＫの2番手ハン・スンヒョクからチェ・ジョンのタイムリーで1点差とした。さらにこの回、代わったキアの3番手チン・ヘスから代打イ・ジェウォンの2010年以来2年ぶりの本塁打となる満塁本塁打で8-5と逆転した。
3位ＳＫは8回裏、キアの4番手シン・チャンホからチェ・ジョンの3ラン、途中出場の6番キム・ガンミンのタイムリーで4点を追加し、最後は4番手チョン・ユスが抑え、逆転勝ちで4連勝とし、サムソンに敗れた2位ロッテとのゲーム差を1に縮めた。4回から7回まで3失点ながらパク・チョンベが4勝目。15安打と爆発した打線ではチェ・ジョンが3安打1本塁打5打点、2番チョ・ドンファが4安打と活躍。リリーフが打たれ逆転負けとなった5位キアでは、2番キム・ソンビン、3番キム・ウォンソプが3安打と活躍。
(7回裏イ・ジェウォンが逆転満塁本塁打を打つ。）
ＬＧ ２―０ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）ジュキッチ １１勝７敗 （セーブ）ポン・ジュングン １敗２１Ｓ （敗）ニッパート １１勝９敗
ＬＧは4回表、トゥサンの先発ニッパートから4番チョン・ソンフンのタイムリーで1点を先制し、7番キム・ヨンウィの内野ゴロの間に1点を追加した。ＬＧの先発ジュキッチは無失点を続け、ニッパートも7回2失点と好投した。さらにイ・ヘェチョン(元東京ヤクルト)、キム・ガンニュルの継投で追加点を与えなかった。
7位ＬＧは7回途中からウ・ギュミン、イ・サンヨル、ポン・ジュングンの継投で反撃を許さず、完封リレーで勝利した。7回を無失点に抑えたジュキッチは11勝目で、自身の連敗を3で止めた。ニッパートの好投に報いることができなかった4位トゥサンは、3位SKとのゲーム差が2に開いた。
ハンファ １―３ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）カン・ユング ３勝６敗 （セーブ）ソン・スンナク ３勝２敗２９Ｓ （敗）ユ・チャンシク ５勝６敗
（本塁打） ハンファ ： チェ・ジンヘン １５号 ネクセン ： ユ・ハンジュン ２，３号、パク・ピョンホ ２８号
ネクセンは1回裏、ハンファの先発ユ・チャンシクから3番ユ・ハンジュン、4番パク・ピョンホの2者連続本塁打で2点を先制した。ユ・チャンシクは2回以降追加点を与えなかったが、ネクセンの先発カン・ユングも無失点を続けた。ハンファは6回表3番チェ・ジンヘンの本塁打で1点を返したが、ネクセンは8回裏、ハンファの4番手ソン・チャンシクからユ・ハンジュンのこの試合2本目となる本塁打で1点を追加した。
6位ネクセンは8回以降キム・ビョンヒョン(元東北楽天)、守護神ソン・スンナクの継投で相手の反撃を断ち、接戦を制した。7回を1失点に抑えたカン・ユングが3勝目。主砲パク・ピョンホは28本塁打、93打点と打撃二冠王へと確実に成績を伸ばしている。最下位ハンファはユ・チャンシクの6回途中2失点の好投も実らず、連勝は3で止まった。
