ネクセン ６−５ サムソン （大邱）
（勝）バンヘッケン ９勝４敗 （セーブ）ソン・スンナク １勝３敗１９Ｓ （敗）バンデンハーク ７勝２敗
ネクセンは2回表、サムソンの先発バンデンハークから相手のエラーや9番ムン・ウラムのタイムリーなどで3点を先制し、3回表5番カン・ジョンホ、6番キム・ミンソンのタイムリーで2点を追加した。サムソンは5回裏、ネクセンの先発バンヘッケンから4番チェ・テイン、5番イ・スンヨプ(元オリックス）のタイムリーで2点、7回裏、サムソンの2番手キム・ヨンミンから相手のエラーで1点を返した。
試合は8回表ネクセンの攻撃中、雨で19分間中断した。ネクセンは9回表、サムソンの6番手キム・ギテから2番イ・テックンのタイムリーで1点を追加した。サムソンは9回裏、ネクセンの4番手ソン・スンナクから3番パク・ソンミンの犠牲フライで1点を返し、チェ・テインの内野ゴロの間に1点差としたが、3位ネクセンが逃げ切り4連勝となった。5回を2失点に抑えたバンヘッケンは最多勝争いトップの9勝目。首位サムソンは連勝が7で止まった。打線では2番パク・ハニが4安打と活躍。
ＮＣ ６−０ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）チャーリー ３勝３敗 （敗）イム・ジョンウ ５敗
（本塁打） ＮＣ ： テームズ １９号
ＮＣは2回表、ＬＧの先発イム・ジョンウから8番キム・テグンのタイムリー、相手のボークで2点を先制した。さらに4回表1番パク・ミヌのタイムリー、2番イ・ジョンウクの犠牲フライで3点、5回表4番テームズの本塁打で1点を追加した。ＮＣの先発チャーリーは7回裏1アウトから2番オ・ジファンに四球を出すまで一人の走者も許さない完璧な投球を続けた。ＬＧは7回途中からシン・ジェウン、チョン・ヒョヌク、チョン・チャンホンの継投で追加点を与えなかった。
そして無失点のチャーリーは9回のマウンドにも上がり三人で完璧に抑え、2000年5月のソン・ジヌ(当時ハンファ）以来14年ぶり11度目となるノーヒットノーランを達成した。外国人選手、そして2013年1軍へ参入したばかりのＮＣとしては初の偉業達成となった。8位ＬＧは先発イム・ジョンウが5回途中6失点と振るわず、球団史上初めて対戦相手にノーヒットノーランを喫した。
ロッテ ５−６ ハンファ （大田）
（勝）ユン・グニョン ２勝３敗 （敗）キム・スンフェ １敗１０Ｓ
（本塁打） ハンファ ： キム・テギュン ９号 ロッテ ： カン・ミンホ ８号、チェ・ジュンソク １１号
ハンファは1回裏、ロッテの先発チャン・ウォンジュンから8番キム・ギョンオンのタイムリー、4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)の犠牲フライで2点を先制した。ロッテは3回表、ハンファの先発の高卒新人チョ・ヨンウから4番ヒメネス(元北海道日本ハム)、5番チェ・ジュンソクのタイムリーで2-2の同点に追いついた。ロッテは4回表8番カン・ミンホの本塁打で1点を勝ち越したが、ハンファは4回裏9番チョ・インソンの2点タイムリーで4-3と逆転した。ロッテは5回表、ハンファの2番手キム・ギヒョンから5番チェ・ジュンソクの本塁打で4-4の同点に追いつき、7回表、ハンファの4番手マ・イリョンからチェ・ジュンソクのタイムリーで1点を勝ち越した。
ロッテはチョン・デヒョン、イ・ヨンウ、キム・ソンベ、カン・ヨンシクの継投で相手の反撃を断ってきた。だが最下位ハンファは9回裏、ロッテの6番手キム・スンフェからキム・テギュン(元千葉ロッテ)の3試合連続となる2ランで逆転サヨナラ勝ちした。8回から9回まで無失点に抑えたユン・グニョンが2勝目。打線ではキム・テギュンが1本塁打3打点と活躍。抑えのキム・スンフェが打たれ勝率5割に戻った4位ロッテでは、チェ・ジュンソクが3安打1本塁打3打点と活躍。
ＳＫ １２−４ キア （光州）
（勝）チェ・ビョンニョン ６勝６敗 （敗）シム・ドンソプ ３敗１Ｓ
（本塁打） ＳＫ ： パク・チョングォン １４号 キア ： アン・チホン １０号
ＳＫは1回表、キアの先発キム・ジヌから4番パク・チョングォンの3試合連続本塁打となる2ランで先制した。キアは1回裏、ＳＫの先発チェ・ビョンニョンから2番イ・デヒョンの犠牲フライで1点を返したが、ＳＫは2回表1番イ・ミョンギのタイムリーで1点を追加した。キム・ジヌは3回途中で肘の痛みを訴え2番手イム・ジュンヒョクに交代すると、キアは4回裏5番アン・チホンの2009年以来5年ぶりとなる2ケタた本塁打の2ランで3-3の同点に追いついた。ＳＫは6回表、キアの4番手シム・ドンソプからチャンスを作り、代わった5番手チェ・ヨンピルから3番イム・フンのタイムリーで1点を勝ち越した。
ＳＫは7回表チェ・ヨンピル、パク・キョンテからイ・ミョンギ、2番キム・ソンヒョン、パク・チョングォン、5番キム・ガンミン、6番ナ・ジュファンのタイムリーで8点を追加した。キアは8回裏、ＳＫの2番手チョン・ユスから6番キム・ダウォンのタイムリーで1点を返したが、最後は3番手イ・ジェヨンが抑え、7位ＳＫが打線の爆発で7連敗から脱出した。6回を3失点に抑えたチェ・ビョンニョンが6勝目。打線ではイ・ミョンギが4安打3打点、イム・フンが3安打1打点、パク・チョングォンが1本塁打4打点と活躍。連勝が4で止まった6位キアではアン・チホンが3安打1本塁打2打点と活躍。
