ロッテ 1―10 キア (光州、ダブルヘッダー第1戦)
(勝)キム・ジヌ 8勝4敗 (敗)ソン・スンジュン 7勝10敗
キアは4回裏、ロッテの先発ソン・スンジュンから7番パク・キナム、2番キム・ソンビンのタイムリーで4点を先制した。ロッテは5回表、キアの先発キム・ジヌから2番チョ・ソンファンの内野ゴロの間に1点を返した。キアは6回裏、ロッテの2番手キム・スワンから3番キム・ウォンソプ、5番アン・チホンのタイムリーで4点、8回裏途中出場の5番の大卒新人ユン・ワンジュのタイムリーで1点を追加した。
5位キアは7回以降チン・ヘス、ハン・スンヒョク、シン・チャンホの継投で相手の反撃を断ち、打線の爆発で大勝した。6回を1失点に抑えたキム・ジヌが8勝目。打線ではキム・ソンビンが3安打3打点、アン・チホンが3安打2打点と活躍。2位ロッテは先発ソン・スンジュンが4回5失点と振るわず、打線も抑えられ大敗した。
ロッテ 8―8 キア (光州、ダブルヘッダー第2戦)
(本塁打) ロッテ : ホン・ソンフン 13号、カン・ミンホ 19号 キア : ファン・ジョンニプ 1号
ロッテは2回表、キアの先発ユン・ソンミンから3番ソン・アソプの犠牲フライ、5番カン・ミンホのタイムリーで2点、3回表4番ホン・ソンフンの本塁打で3点を追加した。キアは4回裏、ロッテの先発ユーマンから8番キム・ジュヒョンのタイムリーで1点を返し、ロッテは5回表2番チョ・ソンファンのタイムリーで1点を追加した。キアは5回裏4番ナ・ジワン、7番パク・キナムのタイムリーで4点を返した。
ロッテは8回表、キアの4番手ソン・ヨンミンからカン・ミンホの本塁打で1点を追加し、チョン・デヒョン、チェ・デソンの継投で相手の反撃を許さなかった。しかしキアは9回裏、ロッテの守護神キム・サユルから6番キム・サンフンのタイムリーで1点を返すと、代わったロッテの5番手キム・ソンベからパク・キナムの犠牲フライで8-8の同点に追いつき、試合は延長に突入した。
キアは大卒新人パク・チフン、ユ・ドンフンの好投で勝ち越し点を許さなかったが、ロッテは12回表、キアの7番手チン・ヘスから代打チョン・フンへの押し出しの四球で1点を勝ち越した。キアは12回裏、ロッテの5番手カン・ヨンシクから、プロ初打席だった代打の大卒新人ファン・ジョンニプのプロ初安打にして初本塁打で同点に追いついた。試合は12回を終えても同点だったが、試合時間約5時間の熱戦は規定により引き分けとなった。
5位キアは2試合合計で8時間以上のダブルヘッダーで2位ロッテ相手に負けることなく、4位以上進出に望みを残した。打線ではナ・ジワンが3安打2打点と活躍。一方逆転優勝を狙う2位ロッテにとっては痛い引き分けで、試合のなかった首位サムソンとのゲーム差が3.5に開いた。打線ではチョ・ソンファンが4安打1打点と活躍。
ハンファ 8―7 ネクセン (ソウル・木洞)
(勝)キム・ヒョンミン 8勝9敗 (セーブ)アン・スンミン 2勝7敗14S (敗)シム・スチャン 4敗
(本塁打) ネクセン : キム・ミヌ 4号
ネクセンは1回裏、ハンファの先発キム・ヒョンミンから4番パク・ピョンホ、6番ユ・ハンジュンのタイムリーで2点を先制した。ハンファは2回表、ネクセンの先発キム・ヨンミンから2番ハン・サンフンの走者一掃となる3点タイムリーで逆転した。ネクセンは3回裏パク・ピョンホのタイムリーで3-3の同点に追いつき、5回裏、途中出場の8番の高卒新人ムン・ウラムのプロ初打点となるタイムリーで2点を勝ち越した。ハンファは6回表、ネクセンの2番手シム・スチャン、3番手の高卒新人ハン・ヒョンヒィ、4番手パク・ソンフンから相手の暴投、代打イ・デスの犠牲フライ、3番チャン・ソンホのタイムリーで6-5と逆転した。
ハンファは7回表、ネクセンの5番手イ・ジョンフンからダブルスチール、イ・デスのタイムリーで2点を追加し、6回以降ユン・グニョン、ソン・チャンシク、パク・チョンジンの継投で反撃を断ってきた。ネクセンは9回裏、ハンファの5番手アン・スンミンから途中出場の2番キム・ミヌの2ランで1点差としたが、反撃もここまでで最下位ハンファが3連勝となった。5回まで5失点だったが打線の援護に恵まれたキム・ヒョンミンが8勝目。6位ネクセンは不調の先発キム・ヨンミンを3回途中で見切り継投策に出たが失敗し、逆転負けとなった。