7月20日から23日まで、21日にオールスター戦が開催されるため公式戦は中断される。
サムソン 6−5 ハンファ (大田)
(勝)オ・スンファン 2勝1敗20S (敗)ショーン・ヘン 2敗
(本塁打) ハンファ : イ・デス 2号
この日のハンファは、特別イベントとして前身に相当するピングレイーグルス風のユニフォームを全員着用していた。ハンファは2回裏、サムソンの先発ゴードンから7番イ・デスの3ラン、1番カン・ドンウのタイムリー、2番ハン・サンフンの犠牲フライで5点を先制した。ハンファの先発パク・チャンホ(元オリックス)も5回を無失点と好投した。サムソンは2番手以降のチャ・ウチャン、ペ・ヨンスなど先発ローテーション投手が好投すると、7回表、ハンファの3番手キム・ヒョンミンから6番イ・ジヨン、代打カン・ボンギュのタイムリー、相手の暴投で3点を返した。
サムソンは8回表、ハンファの4番手ボーティスタから5番チェ・ヒョンウのタイムリーで1点差とし、9回表、ハンファの6番手ショーン・ヘンから1番パク・ハニのタイムリーで5−5の同点に追いついた。ハンファは9回裏、サムソンの5番手チョン・ヒョヌクからサヨナラ勝ちのチャンスを作ったが、ここで登板したサムソンの守護神オ・スンファンは連続三振で見事に防いだ。
サムソンは10回表、ショーン・ヘンからチャンスを作ると、代わったハンファの7番手ソン・チャンシクからイ・ジヨンのタイムリーで1点を勝ち越し、ついに逆転した。最後はオ・スンファンが抑え、首位サムソンが5点差を逆転し6連勝となった。15安打と爆発した打線ではイ・ジヨンが3安打2打点、4番パク・ソンミン、8番チョ・ドンチャンも3安打と活躍。最下位ハンファは課題のリリーフが打たれ追加点も奪えず3連敗で、今の低迷を象徴するような試合だった。14安打と爆発した打線では6番コ・ドンジンが3安打と活躍。
ロッテ 3−5 ネクセン (ソウル・木洞)
(勝)パク・ソンフン 3勝2敗 (セーブ)ソン・スンナク 3勝2敗19S (敗)サドースキー 5勝4敗
ロッテは1回表、ネクセンの先発キム・ヨンミンから4番ホン・ソンフンのタイムリーで1点を先制した。ネクセンは1回裏、ロッテの先発サドースキーから5番カン・ジョンホのタイムリーで1−1の同点に追いついた。ロッテは3回表5番パク・チョンユンのタイムリーで1点を勝ち越したが、ネクセンは3回裏3番イ・テックンの内野ゴロの間に2−2の同点に追いついた。ロッテは4回表、ネクセンの2番手の高卒新人ハン・ヒョンヒィから2番キム・ジュチャンの犠牲フライで1点を勝ち越したが、ネクセンは4回裏相手の暴投、9番キム・ミンソンのタイムリーで4−3と逆転し、サドースキーをノックアウトした。
ネクセンは5回裏、ロッテの2番手イ・スンホからイ・テックンのタイムリーで1点を追加し、パク・ソンフン、ムン・ソンヒョンのリリーフ陣も好投した。最後は守護神ソン・スンナクが抑え、ネクセンが逆転勝ちでトゥサンがキアに敗れたため3位に浮上した。2位ロッテは先発サドースキーが4回途中4失点と打たれてしまい、打線もつながりを欠いた。打線では7番ファン・ジェギュンが3安打と活躍。
トゥサン 0−6 キア (光州)
(勝)アンソニー 7勝7敗 (敗)イ・ヨンチャン 7勝7敗
(本塁打) キア : チェ・ヒィソプ 6号
キアは2回裏、トゥサンの先発イ・ヨンチャンから8番チャ・イルモクへの押し出しの四球、9番ホン・ジェホのタイムリーで4点を先制した。キアの先発アンソニー・レルー(元福岡ソフトバンク)は好投を続け、キアは5回裏、トゥサンの2番手イ・ヘェチョン(元東京ヤクルト)から4番チェ・ヒィソプの2ランでリードを広げた。トゥサンは6回以降高卒新人ピョン・ジンス、イム・テフンの継投で追加点を与えなかった。
キアは8回以降ユン・ソンミン、大卒新人パク・チフン、チェ・ヒャンナムの継投で相手の反撃を断ち完封勝ちを収めた。7回を無失点に抑えたアンソニーは7勝目。だが勝率の関係で5位SK、6位キアとなった。トゥサンは先発イ・ヨンチャンが5回持たず、打線もいいところがなく、ネクセンがロッテに勝ったため4位に後退した。
SK 8−2 LG (ソウル・蚕室)
(勝)マリオ 4勝2敗 (敗)ジュキッチ 9勝4敗
(本塁打) SK : チョン・グヌ 7号
LGは2回裏、SKの先発マリオから8番キム・テグンのタイムリーで1点を先制し、4回裏7番オ・ジファンの併殺打の間に1点を追加した。SKは5回表、LGの先発ジュキッチから9番キム・ソンヒョン、1番チョン・グヌ、3番チェ・ジョンのタイムリーで4−2と逆転し、6回表、LGの2番手ウ・ギュミンからキム・ソンヒョンのタイムリーで1点を追加した。
5位SKは8回表、LGの6番手キム・ギピョからチョン・グヌの3ランでダメを押し、イ・ジェヨン、パク・ヒィス、チェ・ヨンピル、チョン・ウラムの継投で相手の反撃を断ち逆転勝ちした。6回途中まで2失点に抑えたマリオが4勝目。17安打と爆発した打線ではチェ・ジョンが4安打2打点、キム・ソンヒョンが3安打2打点、チョン・グヌが1本塁打4打点、8番パク・チョングォンが4安打と活躍。7位LGは先発ジュキッチが5回途中4失点と打たれ、打線も逆転されると元気がなくなった。