DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

   サムソン、ソフトバンクに完封負け

福岡ソフトバンク 9−0 サムソン  (台湾・台中洲際)
(勝)山田 1勝  (敗)イ・ウソン 1敗
 25日の緒戦・パース戦に大勝したサムソンは26日、日本代表・福岡ソフトバンクと対戦した。

 サムソンの先発イ・ウソンは1回表先制点のピンチを迎えたが、ここはなんとか抑えた。サムソンは1回裏、福岡ソフトバンクの先発山田から1死満塁のチャンスを作ったが、ここは5番カン・ボンギュ、6番チェ・テインが凡退し無得点に終わった。すると福岡ソフトバンクは2回表、7番福田、9番細川のタイムリーで2点を先制しイ・ウソンをノックアウトした。さらにこの回代わったサムソンの2番手イ・ドンゴルから2番本多のタイムリー、捕手チン・ガビョンのエラーで5-0とリードを広げた。
 サムソン打線は2回以降山田の前にチャンスを作れず、福岡ソフトバンクは5回表、8番今宮のタイムリーなどで2点、6回表サムソンの3番手キム・ギテから3番内川の犠牲フライで1点、8回表サムソンの5番手チョン・イヌクから内川のタイムリーで1点を追加した。福岡ソフトバンクは8回以降森福、吉川の継投で相手の反撃を断ち、完封リレーで大会2勝目をあげ、このあとの試合で台湾代表・統一がパースに3-2で勝利したため、決勝進出が決まった。
 サムソンは投手陣の大量失点だけでなく、打線がたった5安打に抑えられ、残塁も10と多く捕手チン・ガビョンが好きなように走られるなどいいところがなく、無気力な姿を見せてしまった。勝てば決勝進出となる統一戦は、27日20時(日本・韓国時間)より桃園・国際野球場で開始となる。