福岡ソフトバンク 9−0 サムソン (台湾・台中洲際)
(勝)山田 1勝 (敗)イ・ウソン 1敗
25日の緒戦・パース戦に大勝したサムソンは26日、日本代表・福岡ソフトバンクと対戦した。
サムソンの先発イ・ウソンは1回表先制点のピンチを迎えたが、ここはなんとか抑えた。サムソンは1回裏、福岡ソフトバンクの先発山田から1死満塁のチャンスを作ったが、ここは5番カン・ボンギュ、6番チェ・テインが凡退し無得点に終わった。すると福岡ソフトバンクは2回表、7番福田、9番細川のタイムリーで2点を先制しイ・ウソンをノックアウトした。さらにこの回代わったサムソンの2番手イ・ドンゴルから2番本多のタイムリー、捕手チン・ガビョンのエラーで5-0とリードを広げた。
サムソン打線は2回以降山田の前にチャンスを作れず、福岡ソフトバンクは5回表、8番今宮のタイムリーなどで2点、6回表サムソンの3番手キム・ギテから3番内川の犠牲フライで1点、8回表サムソンの5番手チョン・イヌクから内川のタイムリーで1点を追加した。福岡ソフトバンクは8回以降森福、吉川の継投で相手の反撃を断ち、完封リレーで大会2勝目をあげ、このあとの試合で台湾代表・統一がパースに3-2で勝利したため、決勝進出が決まった。
サムソンは投手陣の大量失点だけでなく、打線がたった5安打に抑えられ、残塁も10と多く捕手チン・ガビョンが好きなように走られるなどいいところがなく、無気力な姿を見せてしまった。勝てば決勝進出となる統一戦は、27日20時(日本・韓国時間)より桃園・国際野球場で開始となる。