キア 4−3 SK (仁川・文鶴)
(勝)キム・ジヌ 2勝 (セーブ)アンソニー 6S (敗)ヨ・ゴヌク 1勝2敗
(本塁打) キア : チェ・ヒィソプ 3号
キアは1回表、SKの先発ヨ・ゴヌクから5番チェ・ヒィソプの3試合連続本塁打となる3ランで先制した。キアの先発キム・ジヌは無失点を続け、打線は4回表、SKの2番手チェ・ヨンピルから7番キム・サンヒョンのタイムリーで1点を追加した。SKは5回以降キム・ジュン、イ・ジェヨン、ムン・スンウォンなどの継投で追加点を与えず、7回裏代打アン・チヨン、4番ハン・ドンミンのタイムリーで3点を返し1点差に迫った。
キアはチン・ヘス、ユ・ドンフン、アンソニー・レルー(元福岡ソフトバンク)の継投で1点差を守りきり、首位の座を維持した。7回途中まで3失点のキム・ジヌが2勝目。SKはヨ・ゴヌクが4回途中で降板しリリーフがもちこたえたものの、主軸のチェ・ジョンが欠場したこともありつながりを欠いた。打線では7番チョ・インソンが3安打と活躍。
ハンファ 1−15 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)ニッパート 3勝1敗 (敗)キム・ギョンテ 1敗
トゥサンは1回裏、ハンファの先発キム・ギョンテから2番ソン・シホン、4番キム・ドンジュのタイムリーで2点を先制し、2回裏、ハンファの2番手イ・テヤンから9番ミン・ビョンホン、3番チョン・スビンのタイムリーなどで5点、3回裏1番イ・ジョンウクのタイムリーで2点を追加した。さらに4回裏、ハンファの3番手の高卒新人イム・ギヨンから6番オ・ジェウォンのタイムリーで10点目を奪った。
トゥサンの先発ニッパートは無失点を続け、打線は6回裏オ・ジェウォンのタイムリーで2点、7回裏、ハンファの4番手キム・イリョプからソン・シホン、5番ホン・ソンフンのタイムリーで3点を追加した。ハンファは8回表、トゥサンの2番手ホン・サンサムから5番キム・ギョンオンのタイムリーで1点を返したが、最後は3番手イ・ジョンホが相手の反撃を断ちトゥサンが大勝し、引き分け1つをはさんで4連勝となり、首位キアを追走している。
7回を無失点に抑えたニッパートが3勝目。打線ではチョン・スビンが3安打3打点、ソン・シホン、オ・ジェウォンが2安打3打点と活躍。最下位ハンファはNCに3連勝したが、上位のトゥサン相手に大敗と低迷からは抜け出せそうもない。打線ではキム・ギョンオンが3安打1打点と一人気を吐いた。
NC 0−1 ネクセン (ソウル・木洞)
(勝)パク・ソンフン 2勝 (敗)ノ・ソンホ 2敗
(本塁打) ネクセン : パク・ピョンホ 3号
試合はネクセンの先発キム・ビョンヒョン(元東北楽天)、NCの先発イ・テヤンの投手戦となた。ともに連打を許さずゼロ行進が続き、結局キム・ビョンヒョンが7回無失点で先に降板した。8回はNCから古巣へ復帰したばかりのソン・シニョン、9回はパク・ソンフンが無失点に抑え、ネクセンは打線の反撃を待った。
イ・テヤンも8回無失点と好投した。しかしネクセンは9回裏、NCの2番手ノ・ソンホから4番パク・ピョンホのサヨナラ本塁打で投手戦を制し、これで4連勝となった。対照的に新球団NCはイ・テヤンの好投も報われず4連敗。
ロッテ 4−3 サムソン (大邱)
(勝)ユーマン 2勝1敗 (セーブ)カン・ヨンシク 1敗1S (敗)ロドリゲス 1敗
(本塁打) サムソン : チン・ガビョン 1号、パク・ソンミン 3号
ロッテは3回表、サムソンの先発の新外国人ロドリゲスから9番パク・キヒョク、3番ソン・アソプのタイムリーで3点を先制した。ロッテの先発ユーマンは無失点を続け、ロドリゲスも4回以降追加点を許さず7回で降板した。サムソンは7回裏8番チン・ガビョンの本塁打で1点を返したが、ロッテは8回表、サムソンの3番手ペク・チョンヒョンから5番チョン・ジュヌのタイムリーで1点を追加した。
サムソンは8回裏、5番パク・ソンミンの本塁打で1点を返すと、ロッテの2番手キム・ソンベから代打チェ・テインのタイムリーで1点差とした。9回裏はキム・ソンベ、カン・ヨンシクの継投で1点を守りきり、ロッテが引き分け1つをはさんでの7連敗から脱出した。8回途中まで3失点に抑えたユーマンが2勝目。カン・ヨンシクは2011年以来2年ぶりのセーブ。敗れたサムソン打線では6番パク・ハニが3安打と活躍。