今回はフューチャースリーグこと2軍戦の様子をレポートします。
8月26日の正午ごろ、LGの練習場があるソウル郊外のLGチャンピオンズパーク(京畿道九里市)に到着しました。
すぐそばを漢江(ハンガン、ソウル南部を流れる大河)が流れる、周囲に人家があまりない谷間のわずかな土地に作られていますが、そばを高速道路が通り、またソウル地下鉄2号線江辺(カンビョン)駅、5号線クァンナル駅から九里(クリ)などソウルのベッドタウンへのバスがひっきりなしに通るため、交通の便はさして悪くありません。
バスに乗る自信がない方でも、特に近いクァンナル駅(カジノで有名なウォーカーヒルホテルの最寄駅です)からだとタクシーで2000ウォン、10分程度で到着すると思います。
敷地内には野球場だけでなく、主に若手選手が生活する寮もあります。
そして同じグループ企業が親会社のサッカーKリーグ・FCソウルの練習場もあります。
この日の対戦相手はロッテジャイアンツでした。
野球場のそばには選手やスタッフなどが休憩する東屋があり、熱心なファンたちはそこから出てくる選手たちを捕まえて話しかけたり、サインを求めたりしていました。
試合は予定通り13時に開始され、平日の昼間でしたが球場横の土手に設けられたベンチや、グラウンドすぐそばの屋根つきのベンチに50人から100人くらいのファンが点在していました。
この試合は、当時不調で2軍へ降格していたパク・ヨンテク(背番号33)が2番、チョ・インソン(背番号44)が3番と2人の主力選手がスタメン出場していました。
特にパク・ヨンテクは1回裏の第1打席でいきなり先制ホームランと、格の違いを見せつけていました。
2軍の試合はサイン交換もあまりなく、また盗塁をする選手が少なく牽制球も少ないため、淡々と進みます。
この試合も試合開始から1時間ちょっとで5回に入っていましたが、大田への移動があるため14時過ぎで野球場を後にしなければなりませんでした。
(文責 : ふるりん)