LG−サムソン(大邱)は雨天により予備日の9月9日に順延。SK−ロッテ(釜山・社稷)も雨天により予備日の9月22日に順延。
キア 4−5 ネクセン (ソウル・木洞)
(勝)イ・ジョンフン 3勝5敗 (敗)ハン・ギジュ 3敗5S
ネクセンの先発キム・ソンテは、試合前の投球練習中に肩の痛みを訴え1球も投げずに2番手キム・スギョンが代わりにマウンドに上がった。ネクセンは3回裏、キアの先発ソ・ジェウンから3番ユ・ハンジュンのタイムリーで2点を先制した。キム・スギョンは5回まで無失点に抑えたが、キアは6回表、キアの4番手パク・チュンス、5番イ・ボグンから5番ナ・ジワンのタイムリー、7番シン・ジョンギルへの押し出しの四球、8番チャ・イルモクのタイムリー、9番イ・ヒョンゴンの犠牲フライで4−2と逆転した。ネクセンは7回裏、キアの2番手キム・ヒィゴルから1番チャン・ギヨン、2番キム・ミヌのタイムリーで4−4の同点に追いついた。
最下位ネクセンは9回裏、キアの3番手ハン・ギジュからチャン・ギヨンのタイムリーで逆転サヨナラ勝ちした。8回から9回まで無失点に抑えた6番手イ・ジョンフンが3勝目。サヨナラタイムリーを打ったチャン・ギヨンが4安打2打点と活躍。一方2位キアはまさかの逆転サヨナラ負けで5連敗となってしまい、試合が雨天中止となったSKを勝率で下回り、6月30日以来の3位に後退。この試合では課題のリリーフ陣が打たれ、主力打者のイ・ヨンギュが不振で、イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)、キム・サンヒョンの負傷による不在なども大きく響いている。
ハンファ 5−3 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)アン・スンミン 6勝6敗 (セーブ)ボーティスタ 3S (敗)ニッパート 9勝6敗
(本塁打) トゥサン : キム・ヒョンス 11号
ハンファは3回表、トゥサンの先発ニッパートから1番カン・ドンウのタイムリーで1点を先制し、4回表7番イ・デスのタイムリーで2点、5回表3番チャン・ソンホの内野ゴロ、4番チェ・ジンヘンのタイムリーで2点を追加した。ハンファの先発アン・スンミンは5回まで無失点に抑えていたが、トゥサンは6回裏3番キム・ヒョンスの2試合連続本塁打となる3ランで2点差に迫り、8回以降キム・サンヒョン、キム・チャンフンの継投で追加点を許さなかった。
7位ハンファは7回以降パク・チョンジン、ボーティスタの継投で相手の反撃を断ち、接戦を制し6位トゥサンとのゲーム差を1に縮めた。6回3失点に抑えたアン・スンミンが6勝目。トゥサンは先発ニッパートが7回5失点と不本意な内容で、打線も相手の10安打を上回る11安打を放ちながらつながりを欠いた。