DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  首位トゥサン、4位SK4連勝  最下位KT9連敗から脱出

ネクセン 1−5 トゥサン  (ソウル・蚕室)
(勝)ニッパート 15勝3敗 (敗)シン・ジェヨン 12勝4敗
本塁打) ネクセン : キム・ミンソン 12号  トゥサン : ホ・ギョンミン 7号、リュ・ジヒョク 2号、パク・コヌ 16号
 トゥサンは2回裏、ネクセンの先発シン・ジェヨンから7番ホ・ギョンミンの本塁打で1点を先制し、3回裏2番リュ・ジヒョクの本塁打、6番オ・ジェイルのタイムリーで2点、4回裏1番パク・コヌの本塁打で1点を追加した。ネクセンは5回表、トゥサンの先発ニッパートから5番キム・ミンソンの本塁打で1点を返した。試合は雨により一時中断したが、トゥサンは5回裏途中出場の5番パク・セヒョクの犠牲フライで1点を追加した。
 トゥサンは6回裏、ネクセンの2番手オ・ジュウォン(オ・ジェヨンから改名)から3番ミン・ビョンホンのタイムリーで1点を返した。ネクセンの3番手キム・ジョンフンは追加点を与えなかった。トゥサンの2番手ユン・ミョンジュンが相手の反撃を断ち、首位トゥサンが4連勝と波に乗ってきた。7回を1失点に抑えたニッパートは最多勝争いトップの15勝目。3位ネクセンは先発シン・ジェヨンが5回5失点と振るわず3連敗。


KT 6ー5 NC  (馬山)
(勝)イ・チャンジェ 3勝 (セーブ)キム・ジェユン 5勝12S   (敗)チャン・ヒョンシク 1勝1敗
本塁打) KT : ユ・ハンジュン 9号  NC : モ・チャンミン 1号、テームズ 35号
 KTは1回表、NCの先発スチュアートから6番ユ・ミンサンのタイムリーで2点を先制した。NCは3回裏、KTの先発バンワートから8番モ・チャンミン本塁打(ソロ)、4番テームズ満塁本塁打で5-2と逆転した。NCは5回表4番ユ・ハンジュンの2ランで1点差に追い上げ、2番チョン・ソンゴンは6回裏まで無失点に抑えた。NCは6回表から2番キム・ジンソン、3番手ウォン・ジョンヒョンと継投策をとった。
 KTは8回表、NCの3番手チャン・ヒョンシクから1番イ・デヒョンの内野ゴロの間に5-5の同点に追いつき、2番パク・キヒョクのタイムリーで6-5と逆転した。KTの5番手イ・ミンホは追加点を与えなかった。3番手イ・チャンジェ、4番手キム・ジェユンの継投で1点差を守りきり、最下位KTが9連敗から脱出した。KT打線では3番パク・キョンスが3安打と活躍。2位NCはKTの継投策に対応できなかった。


ロッテ 5−6 SK  (仁川)
(勝)チョン・ユス 2勝3敗  (セーブ)チェ・ビョンニョン 3勝1敗2S  (敗)パク・セウン 7勝9敗
 ロッテは2回表、SKの先発パク・チョンフンから9番ムン・ギュヒョンのタイムリー、1番ソン・アソプへの押し出しの四球で2点を先制し、5回表7番キム・ムンホへの押し出しの四球で1点を追加した。SKは5回表から2番手チョン・ユスを登板させ、5回裏、ロッテの先発パク・セウンから7番キム・ドンヨプ、1番ゴメス、3番チェ・ジョン、5番イ・ジェウォンのタイムリーで5-2と逆転した。さらに6回裏、ロッテの2番手ホン・ソンミンから9番キム・ガンミンのタイムリーで1点を追加した。
 ロッテは8回表、SKの3番手パク・チョンベから代打マックスウェルの内野ゴロの間に1点を返し、代わったSKの4番手チェ・ビョンニョンから1番ソン・アソプのタイムリーで1点差とした。ロッテの3番手キム・ユヨン、4番手イ・ジョンミン、5番手ユン・ギルヒョンは追加点を与えなかった。チェ・ビョンニョンが1点差を守りきり、4位SKが4連勝となり勝率5割に復帰した。SK打線ではキム・ドンヨプが3安打1打点と活躍。ロッテはハンファに抜かれ8位に後退。


ハンファ 3−2 キア  (光州)
(勝)ソン・チャンシク 8勝3敗  (セーブ)チョン・ウラム 4勝4敗12S (敗)チェ・ヨンピル 4勝3敗2S
本塁打) ハンファ : キム・テギュン 11号  キア : ソ・ドンウク 12号
 試合はハンファの先発イ・テヤン、キアの先発ジークの投手戦となり、5回まで互いに無得点となった。ハンファは6回表4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)の2ランで先制し、キアはこの回途中から2番手コ・ヒョジュンを登板させた。キアは7回裏、ハンファの2番手クォン・ヒョクから6番ソ・ドンウクの2試合連続本塁打となる2ランで2-2の同点に追いついた。
 ハンファは8回表、キアの3番手チェ・ヨンピル、4番手パク・チュンピョからチャンスを作ると、代わったキアの5番手キム・グァンスから途中出場の5番チャン・ミンソクのタイムリーで1点を勝ち越した。キアの6番手イム・チャンヨン(元東京ヤクルト)は追加点を与えなかった。3番手ソン・チャンシク、4番手チョン・ウラムの継投で相手の反撃を断ち、ハンファが勝利しロッテを抜いて7位に浮上した。5位キアは必死の継投策も打線がつながらなかった。  


LG 2−6 サムソン  (大邱
(勝)ユン・ソンファン 9勝9敗  (セーブ)チャン・ピルジュン 3勝4敗2S  (敗)リュ・ジェグク 8勝10敗
 サムソンは1回裏、LGの先発リュ・ジェグクから3番ク・ジャウク、6番パク・ハニのタイムリーで2点を先制し、3回裏5番イ・スンヨプ(元オリックス)のタイムリーで1点、4回裏1番チェ・ジェウォンのタイムリーで1点を追加した。LGは5回表、サムソンの先発ユン・ソンファンから3番イ・チョヌンのタイムリーで1点を返し、2番手チェ・ドンファンは5回裏まで無失点に抑えた。サムソンは6回裏、LGの3番手イ・ドンヒョンからチェ・ジェウォンのタイムリーで1点を追加した。
 LGの4番手ユン・ジウン、5番手チョン・ヒョヌクは追加点を許さず、8回表、サムソンの2番手チャン・ウォンサムから4番パク・ヨンテクのタイムリーで1点を返した。3番手キム・デウ、4番手チャン・ピルジュンが無失点に抑え、9位サムソンが勝利した。7回を1失点に抑えたユン・ソンファンが9勝目で自身5連敗から脱した。サムソン打線ではチェ・ジェウォン、ク・ジャウクが3安打2打点と活躍。6位LGは先発リュ・ジェグクが4回途中で降板し主導権を握れなかった。