DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  4月30日 ハンファイーグルス−サムソンライオンズ(大邱市民運動場野球場)

 4月30日は曇り空の下、サムソンの本拠地、大邱(テグ)・市民運動場野球場でハンファ−サムソンを観戦しました。
 土曜日ということもあり、野球場は試合開始1時間以上前からにぎわっていました。

 この野球場は比較的アットホームな雰囲気で、選手のいるグラウンドとファンとの距離が近く、試合前にはベンチやブルペンの前で選手たちにサインをねだるファンも少なくありません。
 2011年シーズンから加入した日本人投手の門倉健も、落合英二投手コーチや日本人トレーナーの小山氏がいることもあり、すっかりチームになじんでいるようでした。


 この野球場の名物は、何と言っても4匹いるライオンのマスコットです。
 3塁内野側の応援ステージでは、他球団と違って男性の応援団長ではなく、スタジアムDJの司会に従ってライオンのマスコットが応援をリードします。

 天気予報は曇り時々雨、降水確率は70%と不安がありましたが、予定通り試合は17時に開始されます。

 試合終盤の8回から強い雨が降り始めましたが、サムソンファンたちはチームの勝利を確信しながら熱い声援を送り続けました。
 試合は5−1でサムソンが快勝し、空からの雨粒が次第に増えていく中でも、ファンたちはライオンズの勝利に酔いしれつつも、早々と球場を後にしていました。 
(文責 : ふるりん