DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  アン・チホン、キム・サンヒョンなどと契約更改

 キアは16日までに、2011年シーズンの再契約対象者38名と年俸契約更改を行った。
 まず、新人ながらオールスター戦MVPを受賞した2009年よりもさらに成長し、高卒2年目ながらセカンドのレギュラーとして不動の地位を築いたアン・チホン内野手(20)は、前年比6000万ウォン増の年俸1億ウォンとなり、プロ3年目で大台に乗った。2010年シーズンは133試合に出場、打率.291、8本塁打、50打点、18盗塁の成績だった。
 キム・サンヒョンの負傷離脱後3塁を守ることが多く、貴重な内野の控えだったパク・キナム内野手(29)は、前年比1000万ウォン増の年俸6500万ウォンとなった。2010年シーズンの成績は76試合に出場、打率.272、3本塁打、24打点、3盗塁。公式戦終盤に外野の一角に定着したシン・ジョンギル外野手(26)は、前年比1300万ウォン増の年俸4000万ウォンとなった。2010年シーズンの成績は58試合に出場、打率.321、1本塁打、18打点、16盗塁。
 また、2009年の韓国シリーズ優勝から2010年シーズンは5位に転落したため、減俸となった選手も多かった。まず、2009年は本塁打、打点の打撃2冠王、シーズンMVPに輝いたキム・サンヒョン内野手(30)は、前年比4000万ウォン減の年俸2億ウォンとなった。故障で長期離脱した2010年シーズンの成績は79試合に出場、打率.215、21本塁打、53打点、3盗塁。また、打撃不振に陥ったキム・ウォンソプ外野手(31)は、前年比3000万ウォン減の年俸1億4000万ウォンとなった。2010年シーズンの成績は打率.238、5本塁打、28打点、15盗塁。
 若手の台頭で出番が減ったイ・ヒョンゴン内野手(30)は、前年比2000万ウォン減の年俸1億1000万ウォンとなった。2010年シーズンは108試合に出場、打率.262、2本塁打、28打点、0盗塁。2009年韓国シリーズ第7戦で、優勝を決定付けるサヨナラ本塁打を打つなど活躍したナ・ジワンは、前年比1000万ウォン減の年俸9000万ウォンとなった。故障にも苦しんだ2010年シーズンは109試合に出場、打率.215。15本塁打、53打点、3盗塁。
(12月15日現在の為替レート : 1億ウォンが約724万円。)
(文責 : ふるりん