ＳＫは最近、日本・高知市での秋季キャンプに在日韓国人選手のキム・デユ投手(日本名：金村大裕)を呼んでテストし、入団を決めた。
現在27歳のキム・デユは日本の大阪商業大学を卒業し、2006年日本プロ野球・阪神に入団した。しかし1軍登板は2009年の1試合だけにとどまり、2010年からは育成選手となっていたが、10月に戦力外通告を受けた。そこでＳＫのテストを受けることになり、キム・ソングン監督から年齢的にもまだ成長する可能性があると判断され入団が内定した。
1980年代のプロ野球創設当初は多数在籍し印象的な活躍を見せていた在日韓国人選手も、時代の変化とともに数が減少し、2000年代後半からは特に珍しくなった。在日韓国人選手は外国人選手登録の必要がない(ただし1球団2名まで)が、2010年シーズンはどの球団にも在籍していなかった。もしキム・デユがこのまま2011年シーズンＳＫに在籍すれば、2009年のみハンファに在籍したカン・ビョンス(元東京ヤクルト、日本名：大原秉秀)以来2年ぶりとなる。
（文責 : ふるりん）
