SK 2−3 兄弟 (台湾・台中洲際)
(勝)カスティーヨ 1勝 (敗)ソン・ウンボム 1敗
(本塁打) SK : イ・ホジュン 1号
2010年韓国シリーズ優勝チーム:SKワイバーンズと、台湾シリーズ優勝チーム:兄弟エレファンツが対戦する韓国・台湾クラブチャンピオンシップの第1戦は、4日台湾・台中洲際野球場で雨が降る中開始された。
SKは2回表、兄弟の先発ローマンから9番チョ・ドンファのタイムリーで1点を先制した。兄弟はその裏、SKの先発グローバー(元読売)から7番黄仕豪の犠牲フライで1−1の同点に追いついた。SKは3回表ローマンから4番イ・ホジュンの本塁打で1点を勝ち越し、グローバーは3回裏先頭打者にヒットを許したところで2番手チョン・ビョンドゥに交代した。SKは4回表無死1,3塁、5回表2死満塁のチャンスを相次いで逃すと、このあとはロマンに抑えられ追加点が奪えない。
チョン・ビョンドゥは援護がなかったものの兄弟打線に付け入る隙を与えず、8回途中まで無失点に抑えた。兄弟は8回から2番手カスティーヨ(元福岡ダイエー)を登板させ、味方の反撃を待った。SKは9回裏、3番手チョン・ウラムからは4番周思斎が四球で出塁すると、すかさず2塁へ盗塁し動揺を誘った。すると代わった4番手ソン・ウンボムから続く5番王金勇も四球を選び、6番王勝偉が3塁線を破る逆転2点タイムリーを打ち、3−2で兄弟がサヨナラ勝ちした。
(9回裏サヨナラ勝ちした兄弟エレファンツ。)
SKはアジア大会韓国代表合宿に参加していたチョン・グヌ、チェ・ジョン、パク・キョンワンがノーヒットで足を引っ張り、最後はソン・ウンボムが打たれるなど、チームに活気が見られなかった。第2戦は5日19時半(日本・韓国時間)より同じく台中・洲際野球場で開始され、予告先発はSKが門倉(元読売)、兄弟がマグレーンと発表された。
(文責 : ふるりん)