ロッテは21日、2010年シーズン限りで契約を終了したジェリー・ロイスター監督の後任として、ヤン・スンホ氏(50)の就任が決まった、と発表した。22日に公式記者会見が行われる予定。
ヤン・スンホ氏は大学卒業後1983年ヘテ(現在のキア)に内野手として入団し、その後OB(現在のトゥサン)に移籍し1987年限りで選手生活を終えた。引退後は中学校の野球部監督、OBのスカウトをつとめ、1995年からOB(1999年からトゥサン)の首席コーチとなった。2003年限りでトゥサンを退団し、2005年からLGの首席コーチとなった。2006年シーズン途中イ・スンチョル監督が辞任したあとは、同年シーズン終了まで監督代行となった。だがあくまでも代行にとどまり、LGを退団し2007年から母校の高麗大の監督に就任し現在に至っていた。
指導者としての経歴は十分であるが、これまでロッテに縁がなく、プロの正式な1軍監督は初めてとなるヤン・スンホ新監督の手腕が注目される。