ネクセン ２−６ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）門倉 １３勝６敗 （敗）キム・ソンヒョン ６勝６敗
（本塁打） ＳＫ ： チェ・ジョン １８号
ネクセンは2回表、ＳＫの先発門倉(元読売)から8番カン・グィテ、9番キム・ミンソンのタイムリーで2点を先制した。ＳＫもその裏、ネクセンの先発キム・ソンヒョンから6番イ・ホジュンのタイムリーで1点を返すと、4回裏イ・ホジュンの2打席連続タイムリーで2−2の同点に追いついた。勢いに乗るＳＫは5回裏、相手の送球判断ミスや4番パク・チョングォンの内野ゴロの間、5番チェ・ジョンの2ランで4点を勝ち越して逆転し、キム・ソンヒョンをノックアウトした。
首位ＳＫは8回以降チョン・デヒョン、ソン・ウンボムの継投で相手の反撃を断ち、3連勝で試合のなかった2位サムソンとの差を広げた。7回を2失点に抑えた門倉が13勝目。対照的に7位ネクセンは3連敗で、先発キム・ソンヒョンが5回途中6失点でノックアウトされ、守備などで明らかに集中力を欠く場面も目立った。
ハンファ ６−１０ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）コ・チャンソン ４勝３敗 （セーブ）イ・ヨンチャン １勝２５Ｓ （敗）マ・イリョン １勝３敗２Ｓ
（本塁打） ハンファ ： チェ・ジンヘン ２８号 トゥサン ： イ・ソンヨル ２０号、キム・ドンジュ ２０号
ハンファは1回表、トゥサンの先発ヒメネスから4番チェ・ジンヘンの2ランで先制し、トゥサンは2回裏、ハンファの先発ユ・ウォンサンから6番イ・ソンヨルの自身初となるシーズン20号本塁打で1点を返した。ハンファは5回表相手の送球エラーや、チェ・ジンヘンのタイムリーで3点を追加した。トゥサンは6回裏ハンファの2番手ヤン・フンから8番ヤン・ウィジ、9番コ・ヨンミンのタイムリーで5−5の同点に追いついた。
トゥサンは7回裏ハンファの3番手マ・イリョンからチャンスを作ると、代わった4番手ユン・ギュジンから4番キム・ドンジュが2003年以来7年ぶりとなるシーズン20号本塁打の2ランで逆転し、さらに5番手チャン・ミンジェから1番イ・ジョンウクのタイムリーで3点を追加した。ハンファは9回表トゥサンの5番手チ・スンミンから3番チャン・ソンホのタイムリーで1点を返したが、最後は守護神イ・ヨンチャンが抑え反撃もここまでで2位トゥサンが逆転勝ちし、引き分け1つをはさんでの3連敗から脱出した。
7回途中から8回途中まで無失点に抑えた4番手コ・チャンソンが4勝目。打線ではイ・ジョンウクが3安打3打点と活躍。リリーフ陣が逆転を許した最下位ハンファはこれで3連敗。打線ではチェ・ジンヘンが2安打1本塁打3打点と活躍。
(7回裏決勝2ランを打ったキム・ドンジュ。)
ＬＧ ８−７ キア （光州）
（勝）キム・グァンス ４勝５敗２Ｓ （敗）キム・ヒィゴル ３勝５敗
（本塁打） キア ： キム・サンヒョン １７号
ＬＧは1回表、キアの先発ロペスから6番イ・ビョンギュ(背番号24)、7番チョン・ソンフンのタイムリーで3点を先制し、キアは2回裏、ＬＧの先発パク・ヒョンジュンから5番キム・サンヒョンの2ランで1点差とした。ロペスは2回以降追加点を許さず、キアは5回裏1番イ・ヨンギュのタイムリーで3−3の同点に追いついた。ＬＧは7回表、ロペスから3番パク・ヨンテクのタイムリーで1点を勝ち越したが、キアはその裏ＬＧの4番手イ・ドンヒョンから9番イ・ヒョンゴンの犠牲フライ、代打パク・キナム、3番ナ・ジワンのタイムリーで7-4と逆転した。
しかしＬＧは8回表キアの3番手キム・ヒィゴルから9番パク・キョンスのタイムリー、代打ユン・サンギュンの内野ゴロの間、パク・ヨンテクの犠牲フライで8−7と逆転した。最後は6番手キム・グァンスが抑え、6位ＬＧが乱打戦を制した。8回から登板し9回まで無失点に抑えたキム・グァンスが4勝目。打線ではイ・ビョンギュが3安打2打点、チョン･ソンフンが3安打1打点と活躍。5位キアはまさかの逆転負けで、試合のなかった4位ロッテとの差がさらに広がり、今後の戦いが苦しくなった。
