ＳＫ ６−４ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）キム・グァンヒョン １０勝２敗 （セーブ）イ・スンホ ３勝１８Ｓ （敗）イ・ジェゴン ２勝１敗
（本塁打） ＳＫ ： キム・ジェヒョン ７号、キム・ガンミン ８号 ロッテ ： チョン・ジュヌ ６号
ロッテは1回裏、ＳＫの先発キム・グァンヒョンから3番ホン・ソンフンのタイムリーで1点を先制し、ＳＫは2回表、ロッテの先発イ・ジェゴンから8番チェ・ジョンのタイムリーで1−1の同点に追いつき、4回表6番ナ・ジュファンのタイムリーで2−1と逆転した。6回表3番キム・ジェヒョン、7番キム・ガンミンの本塁打2本で3点を追加すると、キム・グァンヒョンは6回裏のピンチで交代し、2番手チョン・デヒョンがここを抑えた。
ロッテは7回裏ＳＫの3番手チョン・ウラムから9番キム・ミンソンのタイムリーで1点を返したが、ＳＫは9回表ロッテの4番手ホ・ジュンヒョク(背番号20)から2番チョ・ドンファのタイムリーで1点を追加した。ロッテは9回裏ＳＫの4番手イ・スンホ(背番号20)から7番チョン・ジュヌの本塁打で2点を返したが、反撃もここまでで首位ＳＫが逃げ切った。キム・グァンヒョンは最近の自身の連勝を6に伸ばし、最多勝争いトップタイの10勝目をあげ、3年連続2ケタ勝利を記録した。イ・スンホはセーブ王争いトップの18セーブ目。打線では4番パク・チョングォンが3安打、チェ・ジョンが3安打1打点と活躍。4位ロッテは連勝が4で止まり、2010年シーズン1勝9敗と苦手にしている首位ＳＫの壁にまたもや阻まれた。打線ではチョン・ジュヌが3安打1本塁打2打点と活躍。
(10勝目をあげたキム・グァンヒョン。)
キア ３−６ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）イム・テフン ８勝３敗１Ｓ （セーブ）イ・ヨンチャン １６Ｓ （敗）コロン ４勝２敗
（本塁打） キア ： チェ・ヒィソプ １４号
キアは2回表、トゥサンの先発イム・テフンから9番イ・ヨンギュのタイムリーで1点を先制し、トゥサンはその裏、キアの先発コロンから8番ヤン・ウィジ、9番イ・ウォンソク、1番イ・ジョンウク、2番オ・ジェウォン、3番キム・ヒョンスの5者連続タイムリーで5−1と逆転した。キアは3回表4番チェ・ヒィソプの本塁打で1点を返し、5回から2番手アン・ヨンミョンを登板させ勝利への執念を見せた。すると6回表トゥサンの3番手コ・チャンソンから6番アン・チホンの内野ゴロの間に1点を返した。
2位トゥサンは7回裏キアの4番手キム・ヒィゴルから4番キム・ドンジュの犠牲フライで1点を追加し、チョン・ジェフン、守護神イ・ヨンチャンの継投で反撃を断ち、3連勝となった。5回まで2失点に抑えたイム・テフンは、チーム最多タイの8勝目。打線ではキム・ヒョンスが3安打1打点と活躍。一方6位キアはこれで2001年の球団創設以来ワーストとなる9連敗を記録してしまった。特にエース格のユン・ソンミン、打線ではキム・サンヒョンの戦線離脱が響き、投打ともに元気がない。
サムソン ２−１ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）チャ・ウチャン ２勝１敗 （セーブ）チョン・ヒョヌク ５勝７Ｓ （敗）コ・ウォンジュン ４勝４敗
（本塁打） サムソン ： チョ・ヨンフン ４号
試合はサムソンの先発チャ・ウチャン、ネクセンの先発コ・ウォンジュンによる投手戦となった。サムソンは6回表7番チョ・ヨンフンの2試合連続本塁打で1点を先制し均衡を破ると、7回表4番チェ・テインのタイムリーで1点をついかしコ・ウォンジュンをノックアウトした。ネクセンはその裏サムソンの2番手アン・ジマンから9番チャン・ギヨンの犠牲フライで1点を返した。
このあと3番手チョン・ヒョヌクが抑え、3位サムソンは投手戦を制し5連勝となり、まだだいぶ差はあるが2位トゥサンを追撃している。7回途中まで1失点に抑えたチャ・ウチャンが2勝目。打線では2番チョ・ドンチャンが3安打と活躍。7位ネクセンはコ・ウォンジュンの好投も実らず、わずか4安打に抑えられてしまい3連敗。
ＬＧ ２−７ ハンファ (大田)
（勝）リュ・ヒョンジン ９勝４敗 （敗）ソ・スンファ １勝４敗
（本塁打） ＬＧ ： クォン・ヨングァン ３号
ハンファは1回裏、ＬＧの先発ソ・スンファから4番チェ・ジンヘンの内野ゴロの間に1点を先制し、ＬＧは2回表、ハンファの先発リュ・ヒョンジンから7番クォン・ヨングァンの2ランで逆転した。ハンファは4回裏7番オ・ソンジンのタイムリー、ソ・スンファの暴投で3−2と逆転し、6回裏ＬＧの2番手キム・ギピョからオ・ソンジン、8番シン・ギョンヒョンのタイムリーで3点を追加した。
最後は2番手ヤン・フンが抑え、最下位ハンファは逆転勝ちで6連敗から脱出した。エースのリュ・ヒョンジンは8回を2失点に抑え、チーム最多の9勝目。打線ではオ・ソンジンが2安打3打点、2番カン・ドンウが3安打と活躍。5位ＬＧは先発ソ・スンファが6回途中まで3失点とそこまで悪くはなかったが、打線がわずか6安打に抑えられてしまった。
