サムソン ６−１ ＳＫ (仁川・文鶴)
（勝）ユン・ソンファン ３勝４敗 （敗）コ・ヒョジュン ３勝３敗２Ｓ
（本塁打） ＳＫ ： キム・ガンミン ６号
サムソンは2回表、ＳＫの先発コ・ヒョジュンから7番オ・ジョンボクのタイムリーで1点を先制し、ＳＫはその裏、サムソンの先発ユン・ソンファンから7番キム・ガンミンの2試合連続本塁打で1−1の同点に追いついた。サムソンは4回表、ユン・ソンファンから代わったＳＫの2番手チョン・ジュンホ、3番手イ・スンホ(背番号37)から9番キム・サンスへの押し出しの死球、1番イ・ヨンウクのタイムリーで2点を勝ち越した。
さらにサムソンは7回表ＳＫの4番手オム・ジョンウクから5番チン・ガビョンのタイムリーで1点、9回表ＳＫの6番手カ・ドゥギョムから6番カン・ボンギュへの押し出しの四球、オ・ジョンボクの犠牲フライで2点を追加した。3位サムソンは6回以降チョン・ヒョヌク、オ・スンファンの継投で相手の反撃を断ち、泥沼の6連敗からようやく抜け出した。6回途中まで1失点に抑えたユン・ソンファンが3勝目。首位ＳＫは先発コ・ヒョジュンを4回途中で降板させて継投策をとったが失敗し、連勝が4で止まった。打線では3番キム・ジェヒョンが3安打と活躍。
(4勝目をあげたユン・ソンファン。)
トゥサン ０−７ キア (光州)
（勝）コロン ３勝 （敗）キム・ソヌ ６勝４敗
キアは2回裏、トゥサンの先発キム・ソヌから9番イ・ヒョンゴン、1番イ・ヨンギュへの2者連続の押し出しの四球で2点を先制し、5回裏2番イ・ジョンボム(元中日)のタイムリーで1点を追加すると、先発の新外国人コロンも好投を続けた。打線も7回裏トゥサンの2番手ソン・ヨンフンの暴投、3番手チョ・スンス、4番手の高卒新人チョン・デヒョンからイ・ジョンボム、4番チェ・ヒィソプのタイムリーで4点を追加した。
キアは7回以降ソン・ヨンミン、パク・キョンテ、キム・ヒィゴルの継投で相手の反撃を断ち、完封リレーで快勝しサムソンとの同率3位を守った。5月に新戦力として加わったコロンは、この試合でも6回を無失点に抑え韓国に来て負けなしの3連勝。打線では8番キム・ソンビンが3安打と活躍。2位トゥサンは先発キム・ソヌこそ6回3失点とそこまで悪くはなかったが、打線がわずか5安打に抑えられ、リリーフ陣も打たれるなど完敗だった。
ハンファ ４−３ ＬＧ (ソウル・蚕室)
（勝）ヤン・フン ２勝５Ｓ （セーブ）マ・イリョン １勝１敗２Ｓ （敗）岡本 ４勝２敗１０Ｓ
（本塁打） ハンファ ： シン・ギョンヒョン ４号
ＬＧは2回裏、ハンファの先発デポーラの暴投、8番チョ・インソンのタイムリーで2点を先制し、ハンファも4回表ＬＧの先発ハン・ヒィから5番チャン・ソンホの併殺打の間に1点を返した。ＬＧは6回以降イ・ドンヒョン、イ・サンヨル、キム・ギピョなど細かい継投でしのごうとし、7回裏9番キム・テワンの犠牲フライで1点を追加した。ハンファは8回表ＬＧの6番手キム・グァンスから6番チョン・ウォンソクの犠牲フライで1点を返した。
7位ハンファは9回表ＬＧの守護神岡本(元埼玉西武)から途中出場の2番シン・ギョンヒョンの2ランで逆転し、9回裏はヤン・フン、マ・イリョンが何とか1点差を守りきり、逆転勝ちした。8回裏から登板したヤン・フンが2勝目。6位ＬＧは必死の継投で守護神岡本につなごうとしたが、9回表2アウトからのまさかの逆転負けとなった。
ロッテ １３−３ ネクセン (ソウル・木洞)
（勝）サドースキー ５勝５敗 （敗）ペ・ヒムチャン ２勝５敗
（本塁打） ロッテ ： ソン・アソプ ５号 ネクセン ： クラーク ９号
ロッテは1回表、ネクセンの先発ペ・ヒムチャンから1番ソン・アソプの先頭打者本塁打で1点を先制し、2回表8番チョン・ジュヌのタイムリー、ソン・アソプの内野ゴロの間に2点を追加した。ロッテの先発サドースキーは好投を続け、ロッテは5回表ネクセンの2番手キム・サンスから3番ホン・ソンフンへの押し出しの死球、4番イ・デホ、6番カン・ミンホの犠牲フライで3点を追加した。ネクセンは5回裏5番クラークの本塁打、9番キム・イルギョンの犠牲フライで2点を返したが、ロッテは6回表ソン・アソプの犠牲フライで1点、7回表イ・デホのタイムリーで1点を追加した。
ネクセンは8回裏2番ファン・ジェギュンのタイムリーで1点を返したが、ロッテは9回表ネクセンの4番手イ・ドンハクから7番パク・チョンユン、チョン・ジュヌ、代打キム・ミンソン、2番チョ・ソンファンのタイムリーなどで5点を追加した。最後は2番手イ・ジョンフンが抑え5位ロッテが大勝し、引き分け1つをはさんで5連勝となった。
最近先発として安定した投球を続けるサドースキーは、8回を3失点に抑え5勝目。15安打と爆発した打線ではソン・アソプが2安打1本塁打3打点、チョン・ジュヌが3安打2打点と活躍。最下位ネクセンは10安打ながら打線がつながらず、先発ペ・ヒムチャンが5回途中5失点で降板するとリリーフ陣も崩壊するなどいいところがなかった。
(先頭打者本塁打などの3打点と活躍したソン・アソプ。)
