ネクセン １６−１ ＳＫ (仁川・文鶴)
（勝）コ・ウォンジュン ２勝１敗 （敗）ソン・ウンボム ４勝３敗
（本塁打） ネクセン ： カン・ジョンホ ６号、ユ・ハンジュン ５，６号
ネクセンは2回表、ＳＫの先発ソン・ウンボムから6番カン・ジョンホの本塁打で1点を先制し、5回表3番ユ・ハンジュンの2ランでリードを広げた。ネクセンの先発コ・ウォンジュンは好投を続け、7回表ＳＫの3番手オム・ジョンウクからユ・ハンジュンのタイムリーで2点、8回表ＳＫの4番手パク・ヒョンジュン、5番手イム・ソンホンから8番ユ・ソンジョン、1番チャン・ギヨンのタイムリー、ユ・ハンジュンの満塁本塁打で7点を追加した。
コ・ウォンジュンは8回裏1死までノーヒットピッチングを続けていたが、代打イ・ホジュンのタイムリーで1点を返され、偉業達成はならなかった。6位ネクセンは9回表代打カン・ビョンシク、6番クラークの2者連続本塁打、チャン・ギヨン、2番ファン・ジェギュンのタイムリーで4点を追加し、最後は2番手の高卒新人ムン・ソンヒョンが抑え、19安打16得点と打線の大爆発で快勝した。最近1軍に定着した19歳の若手コ・ウォンジュンは、惜しくもノーヒットノーランを逃したが8回途中1失点と好投し2勝目。打線ではユ・ハンジュンが5安打2本塁打8打点、チャン・ギヨン、ユ・ソンジョンが3安打2打点と活躍。首位ＳＫは終盤リリーフ陣が崩壊し、打線も結局1安打に抑えられ思わぬ大敗を喫した。
(ノーヒットノーランを逃し降板するコ・ウォンジュンと、捕手ユ・ソンジョン。)
ハンファ ７−４ トゥサン (ソウル・蚕室)
（勝）ヤン・フン １勝３Ｓ （敗）キム・スンフェ １敗
（本塁打） ハンファ ： キム・テワン ７号
トゥサンは3回裏、ハンファの先発デポーラから3番イ・ソンヨルのタイムリーで1点を先制し、ハンファも4回表、トゥサンの先発ヒメネスから8番シン・ギョンヒョンのタイムリーで1−1の同点に追いついた。この際打球を処理しようとしたヒメネスは足を痛め降板した。トゥサンは4回裏、9番イ・ウォンソクのタイムリーでデポーラをノックアウトし、代わったハンファの2番手パク・チョンジンから1番イ・ジョンウクの犠牲フライで1点を追加した。ハンファは5回表トゥサンの2番手チョ・スンスから3番キム・テワンの本塁打で1点を返し、トゥサンは7回裏ハンファの3番手マ・イリョンから途中出場の6番ユ・ジェウンの内野ゴロの間に1点を追加した。
ハンファは8回表、トゥサンの4番手チョン・ジェフンから6番チョン・ヒィサンのタイムリーで1点を返し、9回表トゥサンの守護神イ・ヨンチャンから2番チュ・スンウの犠牲フライで4−4の同点に追いつき、試合は延長に突入した。最下位ハンファは11回表、トゥサンの8番手キム・スンフェから5番ソン・グァンミン、チョン・ヒィサンのタイムリーで3点を勝ち越し、最後は10回途中から登板した7番手ヤン・フンが抑え、5時間以上の熱戦を制した。打線ではチョン・ヒィサンが3安打3打点と活躍。2位トゥサンは再三のチャンスを生かせず、リリーフ陣もハンファの粘りの前にリードを守れなかった。打線ではイ・ジョンウクが3安打1打点、7番ソン・シホンが3安打と活躍。
ＬＧ １０−４ サムソン （大邱)
（勝）キム・グァンサム ３勝１敗 （敗）クルセタ ３勝６敗
（本塁打） ＬＧ ： イ・ビョンギュ(背番号9) ６号
ＬＧは1回表、サムソンの先発クルセタから2番イ・ビョンギュ(背番号24)、4番イ・ビョンギュ(背番号9、元中日)のタイムリーで2点を先制し、サムソンは1回裏、ＬＧの先発キム・グァンサムから4番チェ・ヒョンウの内野ゴロの間に1点を返した。ＬＧは2回表1番イ・デヒョンのタイムリーなどで2点、3回表サムソンの2番手チョン・イヌクの暴投で1点、4回表サムソンの3番手ペク・チョンヒョンから代打パク・ピョンホの内野ゴロの間などにより2点、5回表サムソンの4番手ユン・ソンファンからイ・デヒョンのタイムリーで1点、6回表イ・ビョンギュ(背番号9)の本塁打で1点を追加した。サムソンは6回裏5番チェ・テイン、7番パク・ハニのタイムリーで2点、8回裏ＬＧの4番手イ・サンヨルからパク・ハニの併殺打の間に1点を返した。
7位ＬＧは9回表サムソンの6番手クォン・オジュンから9番パク・キョンスのタイムリーで1点を追加し、最後は6番手オ・サンミンが抑え打線の爆発で勝利した。6回途中まで3失点だったキム・グァンサムは、打線の援護もあり3勝目。19安打と爆発した打線では、イ・デヒョンが5安打2打点、イ・ビョンギュ(背番号9)が3安打1本塁打2打点、6番チョ・インソンが3安打と活躍。3位サムソンは先発クルセタが3回途中5失点で降板し、リリーフ陣も崩れ打線の反撃も及ばなかった。
ロッテ ３−２ キア (群山)
（勝）ソン・スンジュン ４勝３敗 （セーブ）イム・ギョンワン １勝２Ｓ （敗）ユ・ドンフン ３勝１敗７Ｓ
（本塁打） キア ： チェ・ヒィソプ ９号、チャ・イルモク １号
キアの準本拠地・群山(クンサン)での2010年シーズン初の開催試合ということもあり、野球場は平日にもかかわらず11000人の満員の観衆で埋まった。キアは2回裏、ロッテの先発ソン・スンジュンから4番チェ・ヒィソプ、7番チャ・イルモクの本塁打で2点を追加した。キアの先発ユン・ソンミンは好投を続け無失点を続けたが、ソン・スンジュンも追加点を許さない。投手戦は続き、ロッテは8回表ユン・ソンミンから6番カン・ミンホの本塁打で1点を返した。
5位ロッテは9回表、キアの守護神ユ・ドンフンから相手のエラーと7番チョ・ソンファンへの押し出しの死球で3−2と逆転すると、最後はイム・ギョンワンが抑え逆転勝ちした。8回を2失点に抑えたソン・スンジュンが4勝目。4位キアは3回以降無安打に抑えられ、好投したユン・ソンミンを援護できず逆転負けを喫し3連敗となり、勝率5割を切ってしまった。
