ネクセン ０−３ ＳＫ (仁川・文鶴)
（勝）門倉 ７勝 （セーブ）イ・スンホ １勝１２Ｓ （敗）クム・ミンチョル ３勝４敗
ＳＫは2回裏、ネクセンの先発クム・ミンチョルから8番キム・ヨンフンのタイムリーで1点を先制し、先発門倉(元読売)も好投を続け、走者を出しても三振を奪い無失点を続けた。クム・ミンチョルも負けじと好投を続け、追加点を許さなかった。ＳＫは7回裏、ネクセンの3番手コ・ウォンジュンから6番キム・ガンミンのタイムリーで2点を追加した。
門倉は7回途中で交代したが、チョン・ウラム、イ・スンホの継投で相手の反撃を断ち、見事16連勝となった。門倉は開幕7連勝で、最多勝争い単独トップの7勝目で、首位を独走するチームの最大の立役者となっている。8回途中から登板した新守護神イ・スンホは、セーブ王争い単独トップの12セーブ目。7位ネクセンは先発クム・ミンチョルが6回1失点と好投したが、打線がわずか4安打に抑えられてはどうしようもなく、ＳＫの高い壁に行く手を阻まれてしまった。
トゥサン ５−６ ＬＧ (ソウル・蚕室)
（勝）ポン・ジュングン ３勝３敗 （セーブ）岡本 １勝１敗７Ｓ （敗）イム・テフン １勝１敗１Ｓ
（本塁打） ＬＧ ： オ・ジファン ３号
トゥサンは1回表、ＬＧの先発ポン・ジュングンから3番イ・ソンヨル、6番チェ・ジュンソクのタイムリー、7番ソン・シホンの犠牲フライで4点を先制した。ＬＧも1回裏、トゥサンの先発チョ・スンスから3番パク・ヨンテクのタイムリーで1点を返し、トゥサンも2回表1番イ・ジョンウクのタイムリーで1点を追加した。ＬＧはその裏9番パク・ヨングン、1番イ・デヒョンのタイムリーで2点を返し、3回裏トゥサンの2番手イム・テフンから7番オ・ジファンの3ランで6−5と逆転した。序盤打たれたポン・ジュングンも3回以降反撃を許さず、トゥサンも5回から登板した3番手ホン・サンサムが追加点を許さなかった。
ＬＧは8回以降イ・サンヨル、イ・ドンヒョン、新守護神岡本(元埼玉西武)の継投で1点のリードを守りきり、接戦を制し4連敗から脱出した。2回まで5失点ながら打線の援護があったポン・ジュングンが3勝目。一方2位トゥサンはこれで3連敗で、16連勝中の首位ＳＫの背中がかなり遠のいてしまった。先発チョ・スンスが2回で降板し、最近戦列に復帰したリリーフ陣の柱イム・テフンが逆転3ランを許してしまった。
ロッテ ９−３ サムソン (大邱)
（勝）チャン・ウォンジュン ３勝２敗 （敗）チャ・ウチャン １敗
（本塁打） ロッテ ： ガルシア ８，９号、ソン・アソプ ２号、カン・ミンホ ３号 サムソン ： オ・ジョンボク ３号
ロッテは2回表、サムソンの先発チャ・ウチャンから5番ガルシア(元オリックス)の2ラン、2番ソン・アソプへの押し出しの四球で3点を先制し、サムソンも3回裏、ロッテの先発チャン・ウォンジュンから相手のエラー、2番チョ・ドンチャンのタイムリーで2点を返した。ロッテは4回表サムソンの2番手チョン・イヌクからソン・アソプのタイムリーで1点、5回表ガルシアのこの試合2本目の本塁打で2点を追加した。サムソンも5回裏7番オ・ジョンボクの2試合連続本塁打で1点を返したが、ロッテは6回表ソン・アソプの本塁打で1点を追加した。
6位ロッテは8回表、サムソンの4番手パク・ミンギュの暴投で1点、9回表サムソンの5番手ペク・チョンヒョンから6番カン・ミンホの本塁打で1点を追加し、8回以降イ・ジョンフン、イ・ヨンフンの継投で抑え快勝した。チャン・ウォンジュンは7回を3失点に抑え、打線の援護もあり3勝目。打線ではガルシアが2本塁打4打点と活躍し、本塁打王争いトップに立っている。3位サムソンは先発チャ・ウチャンが2回持たず3失点で降板し、チョン・イヌクなど期待の若手も失点を重ね、打線も5安打に抑えられ連勝が4で止まった。
ハンファ １−８ キア (光州)
（勝）ユン・ソンミン ２勝１敗 （敗）ユ・ウォンサン ２勝２敗
（本塁打） ハンファ ： チェ・ジンヘン ６号 キア ： チェ・ヒィソプ ５，６号
キアは1回裏、ハンファの先発ユ・ウォンサンから3番キム・ウォンソプのタイムリー、4番チェ・ヒィソプの内野ゴロの間に2点を先制し、2回裏1番イ・ヨンギュのタイムリーで1点、3回裏4番チェ・ヒィソプの本塁打で2点を追加した。ハンファは4回表、キアの先発ユン・ソンミンから4番チェ・ジンヘンの本塁打で1点を返したが、キアはその裏イ・ヨンギュの犠牲フライで1点を追加し、ユ・ウォンサンはこの回限りで交代した。
キアは5回裏ハンファの2番手ユン・グニョンからチェ・ヒィソプの2打席連続本塁打で1点、6回裏ハンファの4番手パク・チョンジンからイ・ヨンギュのタイムリーで1点を追加した。6回以降パク・キョンテ、キム・ヒィゴル、チョ・テスの継投で相手の反撃を断ち、5位キアが快勝した。やや制球に苦しんだが、打線の援護もあり5回を1失点に抑えたユン・ソンミンが2勝目。打線ではチェ・ヒィソプが2本塁打4打点、イ・ヨンギュが2安打3打点、8番パク・キナムが3安打と活躍。先発ユ・ウォンサンが4回5失点と打たれ、打線もわずか2安打に抑えられた最下位ハンファはこれで8連敗となり、すべてにおいて低迷からの脱出となる光明が見出せない試合だった。
