トゥサン ８−７ キア （光州）
（勝）チョ・スンス １勝 （セーブ）イ・ヨンチャン １勝２Ｓ （敗）キム・ヒィゴル ２敗
（本塁打） キア ： ペク・ヨンファン ２号
トゥサンは1回表、キアの先発キム・ヒィゴルから3番イ・ソンヨルの内野ゴロの間と、6番チェ・ジュンソクのタイムリーで3点を先制し、2回表4番キム・ヒョンス、5番キム・ドンジュのタイムリーで2点を追加した。キアはその裏トゥサンの先発チョ・スンスから8番ペク・ヨンファンの2試合連続本塁打となる2ランで反撃し、3回裏1番イ・ヨンギュの内野ゴロの間や4番キム・サンヒョンのタイムリーで2点を返し、4−5と1点差に迫った。トゥサンは4回表キアの2番手チョン・ヨンウンからイ・ソンヨルの犠牲フライで1点を追加し、キアも6回裏トゥサンの3番手チョン・ジェフンからイ・ヨンギュのタイムリーで1点を返した。
トゥサンは7回表キアの4番手チャ・ジョンミンから8番チェ・スンファンのタイムリー、1番イ・ジョンウクの犠牲フライで2点を追加し、キアも9回裏トゥサンの6番手イ・ヨンチャンから代打イ・ヒョンゴンのタイムリーで2点を返し1点差に迫ったが、トゥサンが何とか逃げ切った。トゥサンの先発で19歳の若手チョ・スンスは4回を4失点と、課題の多い内容だった。新外国人ロドリゲスがひじの故障で退団が決定し、代わりの先発要員として候補に挙げられたキム・ヒィゴルは、4回途中まで6失点と結果を残せなかった。打線ではキム・サンヒョンが3安打1打点と活躍。
ＳＫ ６−１４ サムソン （大邱）
（勝）ナイト １勝 （敗）チョン・ジュンホ ２敗
（本塁打） サムソン ： パク・ソンミン １，２号
サムソンは1回裏ＳＫの先発チョン・ジュンホから5番ヤン・ジュンヒョクの内野ゴロの間と、6番パク・ソンミンの3ランで4点を先制し、2回裏3番カン・ボンギュ、4番チェ・ヒョンウのタイムリーで3点を追加した。サムソンの先発ナイト(元北海道日本ハム)は5回まで無失点に抑えていたが、ＳＫは6回表7番モ・チャンミン、9番チョ・ドンファのタイムリーで2点を返した。しかしサムソンはその裏ＳＫの2番手ユン・ヒィサンから1番イ・ヨンウク、カン・ボンギュ、チェ・ヒョンウ、ヤン・ジュンヒョクのタイムリー、パク・ソンミンのこの試合2本目の本塁打となる2ランで6点を追加し試合を決めた。
ＳＫは7回表サムソンの2番手クォン・オジュンから途中出場の6番の大卒新人チェ・ユンソク、モ・チャンミン、チョ・ドンファのタイムリーで4点を返したが、サムソンはその裏ＳＫの3番手イム・ソンホンから途中出場の3番オ・ジョンボクのタイムリーで1点を追加し、チョン・ヒョヌク、オ・スンファンの継投で反撃を断ち大勝した。韓国2年目の外国人投手ナイトは6回を2失点と好投し、右の大砲として期待されるパク・ソンミンは2本塁打5打点と結果を残した。ヒーローズを自由契約になり2009年オフＳＫへ入団したチョン・ジュンホは、2回を7失点と散々な結果で開幕1軍入りは厳しくなった。打線ではモ・チャンミンが2安打3打点と活躍。
ネクセン ７−０ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）イ・ミョンウ ２勝 （敗）カン・ユング ２勝１敗
（本塁打） ロッテ ： チョ・ソンファン ２号、カン・ミンホ ３号
ロッテは2回裏ネクセンの先発カン・ユングから1番キム・ジュチャンのタイムリーで2点を先制し、4回裏6番カン・ミンホのタイムリーで1点を追加した。ロッテの先発イ・ミョンウは6回を無失点に抑え、打線も6回裏ネクセンの2番手キム・サンスから3番チョ・ソンファン、カン・ミンホの本塁打で2点、7回裏途中出場の3番パク・チュンソ、同じく途中出場の4番ファン・ソンヨンのタイムリーで2点を追加した。
ロッテは7回以降パク・シヨン、オ・スホ、イ・ジョンドンの継投で相手の反撃を断ち、完封リレーで最近4連勝と好調を維持し、示範協議での成績を9勝1敗とした。プロ9年目で27歳の左腕イ・ミョンウは、最近好投を続け先発ローテーション入りに大きく近づいている。同じく示範競技で好調の19歳の左腕カン・ユングは、5回を3失点と好調ロッテ打線の勢いをとめられなかった。
(6回を無失点と好投した左腕イ・ミョンウ。)
ハンファ ９−１０ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（延長タイブレークのため勝敗なし）
（本塁打） ハンファ ： イ・デス １，２号、オ・ソンジン １号
ＬＧは1回裏ハンファの先発リュ・ヒョンジンから3番アン・チヨンのタイムリーで1点を先制し、
ハンファは3回表ＬＧの先発ポン・ジュングンから2番イ・デスの2ランで逆転すると、4回表8番シン・ギョンヒョンの2点タイムリーでポン・ジュングンをノックアウトし、代わったＬＧの2番手イ・サンヨルから1番カン・ドンウのタイムリーで5−1とリードを広げた。ハンファは7回表ＬＧの5番手リュ・テッキョンから、イ・デスのこの試合2本目の本塁打となる2ランで7−1とした。ＬＧはその裏ハンファの4番手ク・デソン(元オリックス)から、1番イ・デヒョンのタイムリーと相手のエラーで2点を返したが、ハンファは8回表ＬＧの6番手キム・グァンスから途中出場の8番イ・ヒィグンのタイムリーで1点、9回表ＬＧの7番手の新外国人岡本(元埼玉西武)から途中出場の2番オ・ソンジンの本塁打で1点を追加し、9−3と6点差で勝負はあったかに思えた。
しかしＬＧは9回裏ヤン・フン、ファン・ジェギュ、チョン・ジェウォンなどハンファのリリーフ陣から、アン・チホン、5番パク・ピョンホ、代打チェ・ドンスのタイムリーや相手のエラーで6点を奪い、9−9の同点に追いついた。試合はタイブレーク制の延長戦に入り、ハンファは10回表無得点に終わると、ＬＧはその裏チョン・ジュヒョンのタイムリーでサヨナラ勝ちし、大逆転勝利を収めた。打線ではアン・チヨンが4安打2打点と活躍。エースとしての活躍が期待されているポン・ジュングンは、4回途中5失点と結果を残せなかった。ハンファはエースとして期待されているリュ・ヒョンジンは5回1失点と好投したが、リリーフ陣が弱く9回裏まさかの同点を許した。打線ではトゥサンからトレードで移籍してきたイ・デスが、2本塁打4打点と活躍。
