日本・宮崎県でキャンプ中のトゥサンは23日、日本プロ野球・読売と相手のキャンプ先のサンマリンスタジアム(宮崎市)で練習試合を行った。
トゥサンは2回表読売の先発ゴンザレスから7番ユ・ジェウンのタイムリーで1点を先制した。読売は2回裏、トゥサンの先発の高卒新人チャン・ミニクから長野のタイムリーや、相手の牽制悪送球で2−1と逆転し、3回裏トゥサンの2番手イ・ジェウから亀井のタイムリー、阿部の2ランで3点、4回裏トゥサンの3番手コ・チャンソンからエドガー、韓国を代表する長距離砲イ・スンヨプのタイムリーで3点を追加した。トゥサンは豊田、小林、藤田に抑えられたが、4番手ホン・サンサムは5回と6回を無失点に抑えた。読売は7回裏トゥサンの5番手チン・ヤゴプから寺内のタイムリーで1点を追加し、9−1とリードを広げた。
トゥサンは8回表読売の4番手オビスポから3番コ・ヨンミン、途中出場のイ・ウォンソク、6番イ・ソンヨル、7番ユ・ジェウンのタイムリーで6点を返し、7−9と2点差に迫った。勢いに乗るトゥサンは9回表読売の5番手村田からイ・ウォンソクの2打席連続タイムリーで1点差にすると、代わった6番手上野からユ・ジェウンへの押し出しの死球、ソン・シホンへの押し出しの四球、途中出場のヨン・ドカンのタイムリーで一気に12−9と逆転した。最後は7番手ソン・ヨンフンが抑え、トゥサンが8点差をひっくり返して12−9で逆転勝ちした。
16安打と爆発したトゥサン打線では、コ・ヨンミンが3安打1打点、4番キム・ヒョンスが3安打、イ・ウォンソクが2安打4打点と活躍した。投手陣では、話題の207cmの大型左腕チャン・ミニクが2回2失点ともろさも見せたが、1回裏イ・スンヨプから見逃し三振を奪うなど見せ場も作った。