DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  日本プロ野球・読売と練習試合

 日本・宮崎県でキャンプ中のトゥサンは23日、日本プロ野球・読売と相手のキャンプ先のサンマリンスタジアム(宮崎市)で練習試合を行った。
 トゥサンは2回表読売の先発ゴンザレスから7番ユ・ジェウンのタイムリーで1点を先制した。読売は2回裏、トゥサンの先発の高卒新人チャン・ミニクから長野のタイムリーや、相手の牽制悪送球で2−1と逆転し、3回裏トゥサンの2番手イ・ジェウから亀井のタイムリー、阿部の2ランで3点、4回裏トゥサンの3番手コ・チャンソンからエドガー、韓国を代表する長距離砲イ・スンヨプのタイムリーで3点を追加した。トゥサンは豊田、小林、藤田に抑えられたが、4番手ホン・サンサムは5回と6回を無失点に抑えた。読売は7回裏トゥサンの5番手チン・ヤゴプから寺内のタイムリーで1点を追加し、9−1とリードを広げた。
 トゥサンは8回表読売の4番手オビスポから3番コ・ヨンミン、途中出場のイ・ウォンソク、6番イ・ソンヨル、7番ユ・ジェウンのタイムリーで6点を返し、7−9と2点差に迫った。勢いに乗るトゥサンは9回表読売の5番手村田からイ・ウォンソクの2打席連続タイムリーで1点差にすると、代わった6番手上野からユ・ジェウンへの押し出しの死球、ソン・シホンへの押し出しの四球、途中出場のヨン・ドカンのタイムリーで一気に12−9と逆転した。最後は7番手ソン・ヨンフンが抑え、トゥサンが8点差をひっくり返して12−9で逆転勝ちした。
 16安打と爆発したトゥサン打線では、コ・ヨンミンが3安打1打点、4番キム・ヒョンスが3安打、イ・ウォンソクが2安打4打点と活躍した。投手陣では、話題の207cmの大型左腕チャン・ミニクが2回2失点ともろさも見せたが、1回裏イ・スンヨプから見逃し三振を奪うなど見せ場も作った。