DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  ソン・スンジュンと年俸契約更改  ガルシア(元オリックス)と再契約

 ロッテは18日までに、右腕ソン・スンジュン(29)と2010年シーズンの年俸契約更改を行い、前年比3000万ウォン増の年俸1億8000万ウォンとなった。米国・マイナーリーグ経験者で、韓国3年目のソン・スンジュンは、チョ・ジョンフン、チャン・ウォンジュンとともに先発三本柱の一角として活躍し、2009年シーズンは29試合に登板、13勝8敗、防御率4.72の成績を残した。
 また、外国人選手カリーム・ガルシア外野手(34、元オリックス)と契約金10万ドル、年俸22万5000ドルの総額32万5000ドルと、前年比5万ドル減で再契約した。2008年にロッテと契約したガルシアは、球団史上初となる3シーズン以上在籍する外国人野手となった。2008年ガルシアは打点王(111)のタイトルを獲得し、走攻守ともに闘志あふれるプレーでファンたちの人気者になった。しかし2009年シーズンは序盤不振でチームも下位に低迷したこともあって、130試合に出場したが、打率.266、29本塁打、84打点、4盗塁と、盗塁以外の主要打撃成績が前年を下回った。ガルシアは球団側に年俸の現状維持を主張したが、2年連続ポストシーズンに進出したものの、公式戦順位が3位から4位に下がったことで年俸アップの選手をあまり増やしたくない球団の方針もあり、ダウン提示をのむしかなかった。
(1月18日現在の為替レート : 1000万ウォンが約80万6000円。)
(1月18日現在の為替レート : 1万ドルが約90万7000円。)
(文責 : ふるりん