LGは22日、新外国人選手としてジェレミー・ジョンソン投手(27)と契約金なしの年俸11万ドル(約1030万円)で契約し、5月に入団した外国人選手リック・バウアー投手(32)はウェーバー公示され退団となった。
米国出身の右腕ジョンソンは、2000年米国メジャーリーグ・デトロイトタイガースと契約し、傘下のマイナーリーグで長年プレーし、2009年シーズンからヒューストンアストロズ傘下のAAA級マイナーリーグ・ラウンドロックに所属していた。これまでメジャーリーグに昇格したことはない。2009年シーズンのこれまでの成績は21試合に登板、5勝8敗2セーブ、防御率3.51。10年間のマイナーリーグ通算成績は225試合に登板、62勝47敗7セーブ、防御率4.13。ジョンソンは近日中に韓国へ入国し、先発として起用される予定で、21日現在7位に低迷しているが、ポストシーズン進出(公式戦4位以上)の希望を捨てていないLGの最後の切り札として期待が集まっている。
ジョンソンの入団により退団が決まったバウアーは5月、故障で退団となった外国人投手オクスプリング(元阪神)の代役としてLGに入団した。入団当初先発として結果を残せずいったん2軍へ降格したが、6月24日のヒーローズ戦で韓国初勝利をあげるなど、徐々に韓国の環境に適応していた。しかし7月8日試合前の練習中に指を骨折し長期離脱となったため、投手不足のチーム事情によりキム・ジェバク監督など現場は新外国人の獲得を要求していた。バウアーの韓国での成績は7試合に登板し2勝2敗、防御率7.90。
(文責 : ふるりん)