ハンファは10日、8日ウェーバー公示し退団となったビクター・ディアズ外野手の代わりとなる外国人選手として、エリック・ヤング投手(32、元オリックス)と契約したことを発表した。米国出身のヤングは大学卒業後1999年米国メジャーリーグ・ロサンゼルスドジャースと契約し、2002年フィラデルフィア・フィリーズでメジャーリーグ初昇格を果たし、この年2勝をあげた。しかし2003年を最後にメジャーリーグには昇格できず、その後はニューヨーク・メッツ、ニューヨーク・ヤンキース傘下のマイナーリーグや、米国・独立リーグでプレーしていた。2008年は日本プロ野球・オリックスに在籍し、11試合に登板、0勝1敗、防御率6.97と成績は振るわず、オフには戦力外となった。
2008年11月にはトゥサンの秋季キャンプに参加したが、高い評価を得られず正式入団には至らなかった。2009年シーズンは最初米国独立リーグ・アトランティックリーグのランカスター・バーンストーマーズでプレーしていたが、投手不足のハンファと契約することになり、12日に韓国へ入国する予定。ヤングのメジャーリーグ通算成績は2年間で10試合に登板、2勝0敗、防御率2.21。マイナーリーグの通算成績は10年間で204試合に登板、56勝48敗3セーブ、防御率4.15。
(文責 : ふるりん)