トゥサン 4−2 SK (仁川・文鶴)
(勝)イム・テフン 4勝1敗 〈セーブ〉イ・ヨンチャン 1敗10S (敗)チェ・ビョンニョン 1勝3敗2S
(本塁打) トゥサン : チョン・スビン 1号
首位SK、2位トゥサンの首位攻防戦第1ラウンドは、SKが4回裏トゥサンの先発キム・ソヌから代打イ・ホジュンの打球が相手のエラーを誘い1点を先制した。その後投手戦となり、SKは先発のエースのキム・グァンヒョンが抑えていたが、6回以降コ・チャンソン、イ・ジェウの継投でトゥサンも追加点を許さない。トゥサンは8回表サードのチェ・ジョンのエラーで1−1の同点に追いついた。その後互いに勝ち越し点を奪えず、試合は延長に突入した。
トゥサンは12回表SKの4番手チェ・ビョンニョンから途中出場の8番オ・ジェウォンの犠牲フライで1点を勝ち越すと、代わったSKの5番手カ・ドゥギョムから1番の高卒新人チョン・スビンのプロ初本塁打となる2ランでリードを広げた。SKは12回裏トゥサンの新守護神イ・ヨンチャンから4番パク・チョングォンの犠牲フライで1点を返したが、反撃もここまででトゥサンが逆転勝ちで首位攻防第1ラウンドを制した。9回裏満塁のピンチをしのぎ、11回まで無失点に抑えたイム・テフンが4勝目。SKは134球を投げ、8回を1失点に抑えたエースのキム・グァンヒョンの力投に報いることができず、4時間半余りの激闘の末逆転負けを喫した。
ヒーローズ 8−3 キア (光州)
(勝)イ・ヒョンスン 5勝3敗 (敗)イ・デジン 2敗
(本塁打) ヒーローズ : ブランボー 11号
ヒーローズは3回表キアの先発イ・デジンから4番ブランボー(元オリックス)の3ランで先制し、4回表2番ファン・ジェギュンの犠牲フライで1点を追加した。キアは4回裏ヒーローズの先発イ・ヒョンスンから7番ナ・ジワンのタイムリー、5回裏4番イ・ジェジュの内野ゴロの間に1点ずつを返した。ヒーローズは7回表キアの2番手イム・ジュンヒョクから6番ソン・ジマンの犠牲フライ、7番キム・ドンスのタイムリーで3点、8回表キアの3番手オ・ジュンヒョンから5番イ・スンヨンのタイムリーで1点を追加した。
キアは9回裏ヒーローズの4番手チョ・ヨンフンから5番キム・サンヒョンの内野ゴロの間に1点を返したが、反撃もここまでで最下位ヒーローズが4月29、30日のサムソン戦以来の2連勝となった。イ・ヒョンスンは6回を2失点に抑え、チーム最多の5勝目。3位キアは久しぶりに先発となったベテランのイ・デジンが5回を4失点で降板し、引き分け1つを挟んでの連勝が3でストップし、LGと同率3位に並ばれた。
ハンファ 4−10 LG (ソウル・蚕室)
(勝)シム・スチャン 4勝3敗 (敗)キム・ヒョンミン 5勝2敗
(本塁打) LG : ペタジーニ 12号、チョ・インソン 4号
LGは1回裏ハンファの先発キム・ヒョンミンから4番ペタジーニ(元読売)の2ランで先制し、2回裏1番パク・ヨンテクのタイムリー、ペタジーニの犠牲フライや相手のエラーで3点、3回裏8番チョ・インソンの本塁打、パク・ヨンテクの2打席連続タイムリーで2点を追加した。さらに6回裏ハンファの2番手ユン・ギュジンから3番チョン・ソンフン、5番チェ・ドンスのタイムリーで3点を追加し、10−0とLGの一方的展開となった。ハンファは7回表LGの先発シム・スチャンから6番キム・テギュンのタイムリーや相手のエラーで3点を返した。
ハンファは9回表LGの2番手キョン・ホンホから7番ユン・ジェグクのタイムリーで1点を返したが、反撃もここまででLGが快勝し、引き分け1つを挟んでの連敗を3で止め、ヒーローズに敗れたキアと同率3位に並んだ。シム・スチャンは8回を3失点に抑え4勝目で、打線ではパク・ヨンテクが3安打3打点、チョ・インソンが3安打1本塁打2打点と活躍。ハンファは最近好投していた先発キム・ヒョンミンが5回を7失点と誤算で、自身の連勝も4で止まった。
ロッテ 3−4 サムソン (大邱)
(勝)オ・スンファン 1勝11S (敗)アドキンス 2勝1敗8S
(本塁打) ロッテ : イ・デホ 11号、パク・チョンジュン 2号 サムソン : シン・ミョンチョル 5号
サムソンは2回裏ロッテの先発キム・イリョプから1番シン・ミョンチョル、2番パク・ソンミンへの連続押し出し四球で2点を先制し、先発クルセタも5回を無失点と好投した。だがサムソンはその後打線が追加点を奪えず、ロッテは8回表サムソンの3番手キム・サンスから4番イ・デホの2ランで同点に追いつくと、9回表サムソンの守護神オ・スンファンから代打パク・チョンジュンの本塁打で3−2と逆転した。
しかし5位サムソンは9回裏ロッテの新守護神アドキンスからシン・ミョンチョルの逆転2ランでサヨナラ勝ちし、連敗を4で止めた。2009年シーズン失点する場面が目立つ守護神オ・スンファンは、この試合も9回表まさかの逆転弾を浴びたが、シン・ミョンチョルのサヨナラ本塁打に救われ、初勝利となった。一方敗れたロッテではキム・ジュチャンが3安打と活躍。