ロッテ １−９ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）コ・ヒョジュン ２勝 （敗）チャン・ウォンジュン ３敗
（本塁打） ＳＫ ： チェ・ジョン １号、イ・ホジュン ３号
ＳＫは1回裏ロッテの先発チャン・ウォンジュンから3番パク・チェホンのタイムリーで1点を先制し、3回裏4番イ・ホジュンの犠牲フライ、5番チェ・ジョンの3ランで4点、4回裏相手のエラーで1点、5回裏4番イ・ホジュンの本塁打で1点を追加した。ロッテは5回までＳＫの先発コ・ヒョジュンに抑えられていたが、6回表代わったＳＫの2番手チェ・ビョンニョンから6番カン・ミンホの犠牲フライで1点を返した。ＳＫは8回裏ロッテの3番手キム・イスルから1番チョン・グヌ、代打チョン・サンホのタイムリーで2点を追加した。
最後はチョン・ウラムが抑え、ＳＫが4連勝で首位を守り、2008年6月から続くロッテ戦の連勝を11に伸ばした。左腕コ・ヒョジュンがこの試合も6回途中まで無失点と好投し、左の先発として定着をアピールした。打線ではチョン・グヌが3安打1打点と活躍。ロッテは併殺や盗塁失敗など拙攻を続け、先発チャン・ウォンジュンも5回7失点といいところがなく、開幕後3連敗。
サムソン ５−３ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）クォン・ヒョク ２勝１敗 （セーブ）オ・スンファン ４Ｓ （敗）ポン・ジュングン １勝２敗
（本塁打） ＬＧ ： イ・デヒョン １号
サムソンは2回表ＬＧの先発ポン・ジュングンから7番ウ・ドンギュンのタイムリーと相手のエラーで2点を先制したが、ＬＧは3回裏1番イ・デヒョンの2007年5月以来約2年ぶりの本塁打となる2ランで同点に追いついた。サムソンは4回表8番チョ・ドンチャンのタイムリーなどで2点を勝ち越し、ＬＧはその裏7番チェ・ドンスのタイムリーで1点を返した。サムソンは6回表チョ・ドンチャンのタイムリーで1点を追加すると、5回以降はクォン・ヒョク、チョン・ヒョヌク、チャ・ウチャン、守護神オ・スンファンの継投で相手の反撃を断ち、3連勝となった。
サムソン打線ではウ・ドンギュンが3安打1打点と活躍。サムソンはヤン・ジュンヒョク、パク・ハニ、チン・ガビョンなどベテランの主力選手の調子が上がらない中、ウ・ドンギュン、チョ・ドンチャン、高卒新人キム・サンスなどの活躍でうまくその穴を埋めている。ＬＧは2008年4勝とサムソンに強かった先発ポン・ジュングンが6回を5失点と振るわず、4番ペタジーニ（元読売）はこの試合からスタメンに復帰したものの打線に火はつかなかった。
(3安打と活躍したウ・ドンギュン。）
トゥサン ９−５ キア （光州）
（勝）イム・テフン １勝 （敗）ハン・ギジュ １敗２Ｓ
（本塁打） トゥサン ： チェ・ジュンソク ６号、ソン・シホン ２号 キア ： キム・ウォンソプ ２号、ナ・ジワン ３号
トゥサンは2回表キアの先発の新外国人ガトームソン(元福岡ソフトバンク)から、5番チェ・ジュンソクの本塁打王争いトップに立つ6号ソロで1点を先制し、3回表3番キム・ヒョンスのタイムリーで2点を追加した。キアはその裏トゥサンの先発キム・サンヒョンから9番イ・ソンウのタイムリー、1番キム・ウォンソプの2ランで3−3の同点に追いついた。トゥサンは4回表キアの2番手ソン・ヨンミンから9番ミン・ビョンホンのタイムリーで1点を勝ち越した。キアは7回裏トゥサンの2番手イ・ジェウからエラーでチャンスを作り、8番ナ・ジワンの2ランで5−4と逆転した。
キアは1点リードの8回途中から守護神ハン・ギジュを投入したが、9回表7番ソン・シホンの2ランで逆転され、トゥサンは代わったキアの6番手クァク・チョンチョルから2番コ・ヨンミン、途中出場の3番イム・ジェチョルのタイムリーで3点を追加した。9回裏はイム・テフン、コ・チャンソンの継投で相手の反撃を断ち、トゥサンが逆転勝ちで連敗を止め3位となった。打線では2009年絶好調のチェ・ジュンソクが3安打1本塁打1打点と活躍。キアは最近調子を取り戻していた守護神ハン・ギジュが打たれ、痛い逆転負けを喫しＬＧ、ロッテと並んで同率最下位となった。
ハンファ ８−４ ヒーローズ （ソウル・木洞）
（勝）アン・ヨンミョン ２勝 （敗）マ・イリョン ２勝２敗
（本塁打） ハンファ ： イ・ボムホ ４号、パク・ノミン １号 ヒーローズ ： イ・スンヨン １号、クラーク ２号、ソン・ジマン ２号
ヒーローズはこの試合から2009年バージョンの新ユニフォームを使用することになった。だが試合はハンファが1回表 ヒーローズの先発マ・イリョンから4番キム・テギュンのタイムリー、5番イ・ボムホの満塁本塁打、8番パク・ノミンのプロ6年目にしての初本塁打で6点を先制し、主導権を握った。ヒーローズは2回裏ハンファの先発アン・ヨンミョンから5番イ・スンヨンの本塁打で1点、4回裏3番クラークの本塁打で1点を返した。ハンファは5回表キム・テギュンのタイムリーで1点を追加しマ・イリョンをノックアウトすると、ヒーローズもその裏6番ソン・ジマンの本塁打で1点を返した。
ハンファは6回表ヒーローズの3番手イ・サンヨルから1点を追加したが、ヒーローズはその裏4番ブランボー(元オリックス)のタイムリーで1点を返し、アン・ヨンミョンはここで降板した。その後はソン・ジヌ、ヤン・フン、パク・チョンジンの継投で相手の反撃を断ち、ハンファが4連敗から脱出し5位に浮上した。主砲キム・テギュンは2安打し、プロ9年目にして史上59人目の通算1000本安打を達成した。ヒーローズはマ・イリョンが5回途中7失点で降板したのが誤算で、本塁打3本がすべてソロでは大量得点できなかった。
(新ユニフォームを着た2009年絶好調のファン・ジェギュン。)
