米国・ハワイ州オアフ島でキャンプ中の2009年WBC(ワールドベースボールクラシック)韓国代表は韓国時間28日(現地時間27日)、ハワイ大学のレス・ムラカミスタジアムでハンファと最後の練習試合を行った。ハンファは2回裏韓国代表の先発リュ・ヒョンジン(ハンファ)からイ・ヒィグンのタイムリーで1点を先制した。WBC1次ラウンドで先発が予想されているリュ・ヒョンジンは4回途中1失点と、いまひとつの内容で降板した。
韓国代表は5回表カン・ミンホ(ロッテ)のタイムリーで1−1の同点に追いつき、6回表ソン・グァンミンの悪送球、カン・ミンホへの押し出しの四球で3−1と逆転した。その後韓国代表はチョン・ヒョヌク(サムソン)、チャン・ウォンサム(ヒーローズ)などの継投で相手の反撃を断ち、9回表カン・ビョンス(元東京ヤクルトの大原)の悪送球で1点を追加し、最後はオ・スンファン(サムソン)が抑え4−1で勝利した。ハンファと韓国代表の練習試合は、韓国の4勝1分けとなった。
韓国代表はこれで2週間あまりのハワイキャンプを終え、WBC1次ラウンド開催地・日本へ出発し、1日に到着する予定。そして会場の東京ドームで2日12時より埼玉西武、3日19時より読売との練習試合を行い、6日の緒戦・台湾戦に備える。