2010年広州アジア大会に出場する韓国代表チームは1日、合宿先の釜山・社稷野球場でキアとの練習試合を行った。だが、出場選手のうちキム・ガンミン(SK)、チョ・ドンチャン(サムソン)、カン・ジョンホ(ネクセン)の3人の野手は出場機会を与えるためキアの一員として先発出場した。
韓国代表の先発はリュ・ヒョンジン(ハンファ)だったが、キアは1回表キム・ダウォンのタイムリーで1点を先制し、2回表キア側で出場しているチョ・ドンチャンの2ランでリードを広げた。先発の柱として期待されているリュ・ヒョンジンは2回を3失点の内容だった。韓国代表は3回表から2番手ユン・ソンミン(キア)を2番手として登板させたが、チェ・フルラクの2点タイムリーで5−0とリードを広げられた。
韓国代表は3回裏チョン・グヌ(SK)の内野ゴロの間、キム・ヒョンス(トゥサン)、イ・デホ(ロッテ)のタイムリーで3点を返し、3番手コ・チャンソン(トゥサン)も追加点を許さず、6回裏カン・ミンホ(ロッテ)の本塁打で4−5と1点差に迫った。しかし4番手アン・ジマン(サムソン)が7回表キア側で出場しているカン・ジョンホに本塁打を打たれ1点を追加され、7回で試合は終了となり韓国代表は4−6で敗れた。
注目のメジャーリーガー、チュ・シンス(クリーブランドインディアンズ)は4打数無安打に終わった。先日の練習で足首を痛めた打撃三冠王イ・デホ(ロッテ)は、指名打者で出場した。投打ともにやや不安を感じさせた韓国代表は、3日ロッテと練習試合を行う。