米国・ハワイ州オアフ島でキャンプ中の2009年WBC(ワールドベースボールクラシック)韓国代表は韓国時間27日(現地時間26日)、ハワイ大学のレス・ムラカミスタジアムでハンファと練習試合を行った。ハンファは1回表韓国代表の先発キム・グァンヒョン(SK)からイ・ヨンウのタイムリーで1点を先制した。韓国代表はその裏キム・テギュン(ハンファ)のタイムリーで同点とし、3回裏キム・ヒョンス(トゥサン)の3ランで4−1と逆転した。さらにこの回チョン・グヌ(SK)のタイムリーで1点を追加した。韓国代表の2番手ユン・ソンミン(キア)は4回から6回途中まで無失点に抑えた。
勢いに乗る韓国代表は6回裏イ・ボムホ(ハンファ)とイ・デホ(ロッテ)のタイムリーで3点を追加し、試合をほぼ決めた。ハンファは8回表イ・ジェウ(トゥサン)からチェ・ジンヘンのタイムリーで8−4と追い上げたが、韓国代表はその裏イ・デホ、キム・ヒョンスのタイムリーで3点を追加した。試合は8回裏途中で降雨コールドとなり、11−4で韓国代表が快勝した。なお、26日韓国代表に合流したメジャーリーガーのチュ・シンス(クリーブランドインディアンス)は、この試合3番DHで先発出場し、5打席で3打数1安打、2四死球と悪くはない成績で、プロ入り後初となる韓国代表キャンプへすばやい順応を見せた。また決勝3ランを打った2008年の首位打者キム・ヒョンスは4打点と活躍した。