DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  チェ・ヒャンナム、米国・マイナーリーグへの移籍が事実上決定

 ロッテは29日、24日米国メジャーリーグ・セントルイスカージナルスから101ドルで入札されたチェ・ヒャンナム投手(37)の移籍を認めるとKBO(韓国野球委員会)に伝えた。チェ・ヒャンナムは今後カージナルスと年俸7万5000ドル(約670万円)のマイナー契約を結ぶことになり、3月に招待選手としてカージナルス傘下AAA級のマイナーリーグの春季キャンプに参加し、開幕メジャー入りを目指す。
 チェ・ヒャンナムは高校卒業後ヘテ(キアの前身)に入団したが素質が開花せず、97年にLGへ移籍すると98年には12勝し、主力投手として活躍した。その後成績を落とし2003年は1軍登板がなく、2004年古巣のキアに復帰したが、あまり活躍できず2005年オフ渡米してメジャーリーグのテストを受け、インディアンスとマイナー契約を結んだ。2006年はインディアンス傘下のAAA級マイナーリーグで8勝したが、メジャーリーグ昇格はならなかった。2007年ロッテに入団し先発で5勝すると、2008年は主にリリーフで37試合に登板し、2勝4敗9S、防御率3.58の成績を残した。韓国でのプロ18年間の通算成績は243試合に登板、51勝65敗15S、防御率4.04。3月で38歳になるチェ・ヒャンナムは、2度目の挑戦で今度こそ念願のメジャーリーグに昇格できるであろうか。