DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  新外国人ミークと契約  ハンバー退団

 キアは20日、2015年シーズンの新外国人選手としてエバン・ミーク投手(32)と年俸15万ドルで契約した。
 米国出身の右腕ミークは、高校卒業後米国メジャーリーグミネソタツインズと契約し、2008年ピッツバーグパイレーツで初めてメジャーリーグに昇格した。2010年パイレーツで70試合に登板、MLBオールスターゲームにも選出された。2013年テキサスレンジャーズへ移籍したがメジャーリーグで登板できず、2014年ボルティモアオリオールズで23試合に登板したが、オリオールズ傘下のAAA級マイナーリーグのチームで現在キアに所属するスティンソン、ユン・ソンミンと同僚となっていた。2015年シーズンはワシントンナショナルズ傘下のAAA級マイナーリーグのチームで30試合に登板、2勝4敗、防御率2.15の成績だった。メジャーリーグ通算6年間の成績は179試合に登板、7勝11敗4セーブ、防御率3.63。マイナーリーグ通算12年間の成績は300試合に登板、30勝28敗34セーブ、防御率4.05。基本的にリリーフとしての起用が多い投手だったが、キアでは先発を任されると思われる。
 また2015年シーズンの新外国人選手として契約したフィリップ・ハンバー投手(32)はウェーバー公示され退団することになった。米国出身のハンバーは2012年米国メジャーリーグ・シカゴホワイトソックス在籍時に完全試合を達成したこともあり、キアでも先発の柱として期待されていたが、2015年シーズンは12試合に登板、3勝3敗、防御率6.75の成績で、安定感を欠いたため7月以降一軍登板がなく、代役の外国人選手を探していた。

(7月20日現在の為替レート:1万ドルが124万2500円。) 

(文責:ふるりん