キアは20日、2015年シーズンの新外国人選手としてエバン・ミーク投手(32)と年俸15万ドルで契約した。
米国出身の右腕ミークは、高校卒業後米国メジャーリーグ・ミネソタツインズと契約し、2008年ピッツバーグパイレーツで初めてメジャーリーグに昇格した。2010年パイレーツで70試合に登板、MLBオールスターゲームにも選出された。2013年テキサスレンジャーズへ移籍したがメジャーリーグで登板できず、2014年ボルティモアオリオールズで23試合に登板したが、オリオールズ傘下のAAA級マイナーリーグのチームで現在キアに所属するスティンソン、ユン・ソンミンと同僚となっていた。2015年シーズンはワシントンナショナルズ傘下のAAA級マイナーリーグのチームで30試合に登板、2勝4敗、防御率2.15の成績だった。メジャーリーグ通算6年間の成績は179試合に登板、7勝11敗4セーブ、防御率3.63。マイナーリーグ通算12年間の成績は300試合に登板、30勝28敗34セーブ、防御率4.05。基本的にリリーフとしての起用が多い投手だったが、キアでは先発を任されると思われる。
また2015年シーズンの新外国人選手として契約したフィリップ・ハンバー投手(32)はウェーバー公示され退団することになった。米国出身のハンバーは2012年米国メジャーリーグ・シカゴホワイトソックス在籍時に完全試合を達成したこともあり、キアでも先発の柱として期待されていたが、2015年シーズンは12試合に登板、3勝3敗、防御率6.75の成績で、安定感を欠いたため7月以降一軍登板がなく、代役の外国人選手を探していた。
(7月20日現在の為替レート:1万ドルが124万2500円。)
(文責:ふるりん)